野田佳彦代表は11月29日、8月に着任した朴喆煕(パク・チョルヒ)駐日韓国大使の表敬訪問を国会内で受けました。面談には、源馬謙太郎国際局長(党日韓友好議連幹事)と塩村あやか国際局副局長(党日韓友好議連事務局長)が同席しました。
冒頭、朴大使は野田代表に「衆院選の『政権交代こそ、最大の政治改革。』が非常に印象的だった。代表のリーダーシップの下で50議席が増えた」と衆院選挙の結果について、祝意を述べました。
野田代表は、謝意を述べたうえで、「来年の参院選挙で、一つひとつ勝利を重ねて、政権交代を実現したい。政権が代わっても、日韓の関係はこれからも未来志向で、より強力なものにしていきたい」と述べました。また、今週来日中の朱豪英(チュ·ホヨン)韓日議員連盟会長との意見交換をふまえて、「来年は国交正常化60周年を迎え、安全保障だけではなく、文化交流も含めて、協力関係が深まることを期待し、力を尽くしていきたい」と話しました。
朴大使は、「韓国と日本の関係が緊密になるには、今の厳しい国際情勢を考えれば、両国が手を組んで一緒に動いた方がお互いのためになる」とあいさつしました。
会談では、国際情勢、韓国の政治状況、北朝鮮情勢等について意見交換し、今後も交流を続けていくことで一致しました。