本年3月、「狭山事件」の再審請求の最中に亡くなられた石川一雄さんの追悼集会が4月16日、東京都内において開催され、立憲民主党の近藤昭一企業・団体交流委員会顧問(党人権政策推進議員連盟会長)が出席して哀悼の言葉を述べました。

 近藤顧問は、不当な逮捕によって、30年以上にわたり拘束されてきた石川さんの長年の苦難に触れながら、再審請求手続きにおける全面的な証拠開示の制度化や再審開始決定に対する検察の不服申立て禁止の必要性等を述べました。そして最後に、石川さんの妻である石川早智子さんが引き継ぐ第4次再審請求に向けて声援を送るとともに、部落差別をはじめとするあらゆる差別の撤廃を目指して今後も人権問題に向き合っていく強い決意を示しました。

 追悼集会には、支援者や国会議員等、約1000名が献花に訪れました。

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