野田佳彦代表は5月22日、東京都世田谷区の東急田園都市線の三軒茶屋駅頭で、風間ゆたか東京都議会議員(世田谷区選出/都議選公認候補予定者)、手塚仁雄衆院議員、塩村あやか参院議員らと街頭演説を行いました。

風間ゆたか都議会議員は「私がここで政治を正していくという志を持って、政治活動を始めたのは19年前。今回の都議選は、政治全体の流れを変える潮目になる。昨年の衆院選挙もそうだったが、まさに金権政治への不信感が高まっている。金権政治とは、まさに企業や団体にたくさんの政治資金パーティー券を買ってもらう。そして、お金を出してくれた企業や団体を優遇するかのような政策が進んでいる。これが自民党の金権政治。取りやすい所から取っていく。引きはがしやすい行政サービスから削っていく。結果として現役世代の負担が増える。将来世代にツケを回す。こういった政治を作ってきたのが自民党政治。もう変えていかなければならない」と訴えました。

塩村参院議員は自身の議員生活を振り返り、不妊治療の保険適用について、「いろいろな難しい点があったが、立憲民主党の女性議員たちが委員会で質問をし、政府に働きかけ、1年半かけて実現した」と実績を紹介しました。今国会で立憲民主党が実現した高額療養費の自己負担上限引き上げの凍結について、「昨年の衆院選挙で少数与党になった結果、数の力で凍結できた」。そして、「都議会選挙、参議院選挙が終わった後にまた見直しの議論が始まる」「皆さまの社会保障と福祉を守っていくのが立憲民主党」と訴えました。

野田代表は、自身の選挙区がある千葉県から見ると「東京都は財政力があってうらやましい。財政力がありすぎるために、無駄遣いがある」と、お台場に約26億円をかけて世界最大級の噴水をつくる計画に触れ「なぜ必要なのか、全く理解できない」と述べました。
そして、「政治家には犬で例えると2種類ある。行政のポチか、納税者の番犬」と述べ、「ポチばかり増えても納税者のためには役に立たない。無駄遣いをするだけだ。今、必要なのは納税者の番犬であり、立憲は番犬の役割を果たす」と立憲民主党への支持を訴えました。
