立憲民主党は12月23日、国会内で第143回常任幹事会を開きました。
冒頭であいさつに立った野田佳彦代表は、継続して取り組んでいる「ここからはじまる」全国キャンペーンについて触れ、「昨日は広島のカキ養殖の現場に行ってきた。報道で見るのと、現場で広島県連や水産政策のチームと一緒に話を聞くのとでは全く違う。カキの殻を開けてみると、身が入っているのは1割しかないという状況を目の当たりにして感じたことがたくさんあるし、後押ししなければならないと思った」と述べました。さらに「25日は青森県連の協力を得ながら、東方沖地震後の状況について説明をいただく。来年は午年なので、フル回転して全国の現場に行って、問題を解決する政党として存在感を示していきたい」と決意を語りました。
また、日本銀行の金融政策決定会合で政策金利が0.75%へと引き上げられた件については、「その後円安に振れて以来、円安の傾向に変わりがない。こういう状況が今後も続くのではないか。金利に至っては2%を超える状況が生まれている。26日には来年度予算の発表がある。どれぐらい借金をするのかを含め、金融市場に緊張感が高まっている。われわれも注視をしていく」と述べました。その上で、「NC(「次の内閣」)の下で、新しい金融政策のワーキングチームを作った。来年も金融市場の動きは緊張感があると思われるので、しっかり把握して、自分たちの政策に生かしていきたい」と力を込めました。
2.報告・承認事項
<幹事長>
安住淳幹事長は(1)沖縄協議会の役員構成(2)協同組合制度協議会の設置(3)「ここからはじまる」―聞く。つなぐ・変える――全国キャンペーンの実施状況――等について報告しました。
20251223第143回常任幹事会 幹事長報告.pdf
<選挙対策委員長>
20251223第143回常任幹事会 選挙対策委員会資料.pdf
<参考・書面報告>
<政務調査会長>
本庄知史政務調査会長は(1)「次の内閣」閣議(第38回)議事(2)第219回国会結果――等を報告しました。
220251217第219臨時国会 立憲民主党提出議員立法・修正案一覧.pdf
