辻元清美代表代行は東京都議選(6月22日投開票)3日目となる6月15日、都内練馬区、小平市、三鷹市、小金井市、国立市を回り、各選挙区の立憲民主党公認・推薦の候補を応援。西武新宿線の花小金井駅前では、小平市選挙区の竹井ようこ公認候補とともにマイクを握り、「『熟議と公開』の都議会は皆さんの1票でしか動かすことはできない」と訴えました。
小平市議2期を経て2021年の都議選に当選、今回2期目を目指す竹井候補は、現在、都議会立憲民主党の幹事長を務めています。小平市選挙区では立候補している4人の候補者のうち唯一の女性です。
■竹井ようこ候補

竹井候補は、「『人』を優先し、東京・小平に住む人を支え、その暮らしを守りぬく」と表明。物価高騰対策として、(1)家賃補助制度の新設(2)水道料金の50%カット(3)中小・小規模企業の賃上げを原資の確保などで徹底支援――3つを挙げました。
都庁のプロジェクションマッピングや、お台場の噴水などに多額の税金を投入していることに、「小池都知事は税金の使うところを間違えている」と批判。「都庁を照らすのではなく都民の暮らしに光を当てる」と力を込め、無駄遣いを正していくため、小平市民の声を都議会に届けるために力を貸してほしいと支援を呼びかけました。
東京都では独居高齢者の割合が高く、特に中高年単身女性の格差や貧困が深刻化しているとして、「シングルの方から声を聞き、すぐに取り組まなければいけない問題だと小池都知事に何回も質問しているが『適切にやっていく』と、都の職員が答えるのみで非常に残念。国の困難女性への支援のなかでもシングルで生きている女性へのサポートがなかなか入っていないのが現状。だから私はまずは東京から変えていきたい」と訴えました。
■辻元清美代表代行

辻元代表代行は、今年度予算の審議では野党が主張した高額療養費の自己負担上限額の引き上げが見送りになったことを一例に挙げ、昨年の総選挙の結果、衆院で少数与党となった国会で「熟議と公開」が進んでいると、その意義を強調。「国会は皆さんの1票の力で政治が変わった。今度は都議会。皆さんの税金の無駄遣いをチェックし、そして命を守るためには、与野党伯仲した、緊張感のある議会を取り戻さなければならない。税金の使い道をしっかりチェックする竹井候補を選んでほしい」と支援を求めました。
また、都議会自民党の裏金問題にも触れ、「都議会も国会と同じように裏金を作り、その構造が腐りきっていることがはっきりした。利権のある人だけを見た政治から、クリーンな政治にしよう。『熟議と公開』の都議議会は皆さんの1票でしか動かすことはできない」と呼びかけました。
街頭演説会には、奥村まさよし参院議員、地元自治体議員らが参加しました。

