青森県選挙区に立憲民主党公認で立候補した福士ますみ候補は、第27回参議院議員通常選挙が公示された7月3日、青森駅前公園(青森市)で「第一声」の演説を行いました。演説には、小川淳也幹事長の他、田名部匡代選対本部長、舛田世喜男・岡田華子両衆院議員らが参加しました。
■福士ますみ候補
マイクを握った福士候補は、「誰もが生まれ育った環境に左右されず、自らの人生を自由に選べる社会を目指す」と強調。その実現のためには、政治の力が必要だと訴えました。報道記者として長年地域の課題に向き合ってきた福士候補は、現場の声の重要性を改めて実感。今回の選挙出馬は、社会に広がる不公平や格差を政治の力で正すための決意から始まったと語りました。
特に30年続く実質賃金の停滞や格差拡大に終止符を打ちたいという強い思いを語り、雇用や賃金、教育といった分野での格差を是正し、青森で生きる若者が安心して働き、家族を持ち、老後も安定して暮らせる社会の実現を目指すと述べました。
福士候補は、「政治とは暮らしそのもの。現場の声を政治に届けるために、そして政権交代の風を青森から起こすために全力を尽くす」と力強く宣言しました。

■小川淳也幹事長
小川幹事長は、福祉候補の演説を聞いた上で、かつては柔らかくしなやかだったが、今ではさらに強靭さを兼ね備える存在へと変わりつつあると述べ、ここ青森県選挙区から福士候補を国会へ送り出してほしいと聴衆に訴えました。
また、昨年の衆院総選挙で与党少数となった国会を振り返り、政策活動費の廃止やブラックボックスであった旧文書交通費が8月から全面公開になったこと等、実現できた一方で、実現に至っていないものも多くあると強調。その壁が、参院での与野党の比率にあるとし、今回の選挙で「この壁を突破させてもらいたい」と訴えました。そして「私たちは当面の物価高対策としてガソリン減税と食料品の消費税ゼロをもって、みなさまの暮らしに寄り添いたい」と力を込めました。

