野田佳彦代表は7月5日、第27回参院選に党公認で埼玉県選挙区に立候補している、くまがい裕人候補を応援するため、埼玉県さいたま市JR浦和駅前で開かれた街頭演説会で、熊谷候補を当選させてほしいと訴えました。今回の街頭演説会には、武正公一、竹内千春、大島敦、市來伴子、三角そうた、伊藤俊輔各衆院議員、司会を務めた高木まり参院議員が参加し、それぞれ熊谷候補への支持を訴えました。また大野元裕埼玉県知事、清水勇人さいたま市長も駆け付け、応援演説をしました。
■くまがい裕人候補

くまがい候補は、「私たちの納めた税金が、公平公正にそしてとりわけ弱い立場の人のところにしっかりと届くような、そんな国会にしていかなければいけないと思っている」と述べた上で、「パーティー権の裏金問題まだ決着をしていない。自分たちの懐だけ豊かにして、私たちのお財布の中身を温かくしない今の政権を何とか変えていかなければいけない」と述べ、参議院でも少数与党の状況を作り出し、皆さんの1票で立憲民主党政権を作っていただきたいと訴えました。
埼玉県は小さいようで広いと話すくまがい候補は、「秩父に、三郷に、神川や本庄に行きました。1日じゃ回り切れない。都心部もあれば北部の農村もあります。734万人の人口を誇る埼玉県はそれぞれの地域でニーズが違う。私はこの6年、埼玉県内を何周もさせていただき、地域の皆さんとひざ詰めで課題を聞いてきた」と話し、それらの課題を国政に届け、埼玉の課題を国の課題として解決に導いていくと述べました。
「すべては子どもたちのために!」を掲げているくまがい候補は、「今を生きている子どもたちが未来へ、その夢を捨てることなく自分の夢を実現できる。そんな社会を、立憲民主党の議員の一員として実現していきたい」と話し、この政策実現のために、皆さんの一票を託してほしいと訴えました。
■野田佳彦代表

野田代表は応援の演説で、物価高で厳しい食卓の危機を乗り越えるため、「食料品消費税を0%」にすることについて、「年間で約5兆円の財源が必要になるが、私たちは、赤字国債を発行して減税するのではない。積みすぎた基金、外為特会に貯まる常用金、隠れ補助金と言われる租税特別措置を見直すことで財源を確保している」と説明。責任ある減税を実施すると述べました。
くまがい候補について野田代表は、「通常国会は152日間開かれていたが、一番働いた人は熊谷さんだ。国会対策委員長代理として、与党との交渉や野党の連携をサポートし、国会での党所属議員の質問もしっかりと確認するも行っていた。さらに財政金融委員会の委員、議院運営委員会の理事としても働いた」と、党の国会運営を裏方として、また委員会の最前線で働いてくれたと紹介し、くまがい候補当選のため、皆さんの力を貸して欲しいとさらなる支援を求めました。

