参院新潟選挙区に立憲民主党から立候補した現職の打越さくら候補が7月10日、新潟市と新発田市で、野田佳彦代表とともに街頭演説を行いました。
■打越さくら候補

打越さくら候補は、「先の国会で石破政権は、基礎年金を3割カットする法案を提出した。私は、地元で伺った非正規の方や女性の方の不安の声を、予算委員会で石破総理にぶつけ、この3割カットを食い止めることができた。皆様のお声を引き続き国政へと届け、誰もが安心して幸せを実感できるための政治を続けていきたい」と語りました。
そして、ガソリンの暫定税率廃止法案が、少数与党の衆議院では通過したのに、参議院では採決もされなかったことに悔しさをにじませ、「医療、介護、福祉の賃上げ、中央と地方の格差解消、中小企業の支援など、引き続きたくさんの仕事をさせていただきたい」と訴えました。
さらに、「農水大臣はコメ不足の問題に関し、米どころ新潟の農家の声にまず耳を傾けるべき」と語り、「農家の皆さんが安心して誇りを持って米作りを続けていけるようにするために、直接支払い制度、戸別所得補償制度を、バージョンアップして進めていきたい」と力強く語りました。
■野田佳彦代表

野田代表は、昨年比の消費者物価指数が、4月は3.6%、5月は3.7%上がっており、主要先進国の中で、日本の物価上昇が1番だと述べました。「でも、皆さんの生活実感から言うと、そんなレベルじゃないはず。カレーライス1食作るのに、昨年4月は321円かかった。今年は429円。33%増だ。消費者物価は3%台だが、食卓の物価は33%増。だから、食料品への消費税を時限的に0パーセントにする。有効な物価高対策ではないか」と語り、立憲民主党への後押しを呼びかけました。
街頭演説会の司会は、新潟3区総支部長の黒岩宇洋衆院議員が務めました。
