参院新潟県選挙区から立憲民主党公認で立候補している打越さくら候補は7月15日、新潟県魚沼市で、野田佳彦代表らとともに街頭演説を行い、「地方のまっとうな人たちを支える政治を選ぶのかが問われる選挙だ」と訴えました。

■打越さくら候補

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 打越さくら候補は冒頭、「政治とは生活である。生きていくこと、食べていくことである」と、新潟が産んだ田中角栄元総理の言葉を紹介したうえで、今の自民党の無策を批判。「食料品の消費税ゼロ、そしてガソリンの暫定税率ゼロを実現したい。そのために参院でも与党を過半数割れにし、法案の審議拒否をされないようにしたい」と訴えました。

 そして魚沼の生業を支え、ひいては日本を支えるための農業の大切さを強調。「一生懸命日本の食を支える方たちの生産基盤をなぜこんなに弱らせてきたのか。私は、農地をしっかりと守り抜いている農家の方たちのために、戸別所得補償制度をバージョンアップした直接支払制度を進めたい」と述べました。

 打越候補は、医療・介護・福祉など現場を支える人ほど「パーティー券」を買うお金がないことに言及、政策への影響力の公平性を保つために企業・団体献金を禁止するべきだと主張し、「中央の大企業におもねる政治を選ぶのか、地方のまっとうな人たちを支える政治を選ぶのか。それが問われるのがこの参院選ではないか」と言葉を強めました。

■野田佳彦代表

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 野田代表はまず、代表的な国民食「カレーライス」の材料費が1年で33%も上昇しているという「カレーライス物価」を示し、立憲民主党が進める「食料品への消費税ゼロ政策」の意義を訴えました。また車社会の新潟県において、ガソリン税の暫定税率を撤廃すれば地方の暮らしが支えられるうえに、トラック、バス、漁船などの経費も下がり、物価全体が安くなると強調。さらに、今回の米騒動の1番の原因は、政府の需給見通しが間違っていたことだと指摘し、持続可能な農業の実現を目指す打越議員への支援を呼びかけました。

 街頭演説会には、梅谷守、竹内千春両衆院議員も参加し、打越候補当選のためにいっそうの支持を求めました。

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