安住淳幹事長は10月9日、国会内で記者団の取材に応じ、野党各党会派との個別会談を終えての感想などを述べました。

 安住幹事長は、首班指名時に野党で一本化できるのかとの問いに「昨日までの(立憲、維新、国民の主要3党での協議)状況の説明をした。参政党以外の会派では、概ね決選投票で(一本化できる)可能性があるのではないか」と答え、引き続き協議をしていく考えを示しました。

 主要3党が団結できるかが鍵だが、今後の協議についての質問に、「維新はかなり真剣に受け止めていただいた。野党第1党と第2党なので、よく連絡をとっていく。国民民主は共同歩調というところまでは来ていないが、粘り強く話をしていく」と述べました。

 今日会談した各党の反応を聞かれ、「共産党はいろいろな行動はありうる。参政党は自民党政権ではない考え方もあると。れいわにもぜひ協力を求めたい。減税保守こどもは協力をしていただけると思う」と各党についての感想を述べました。

 安住幹事長は、「(各党とも)自民党政権をこの状態で続けていいとは全く思っていない、ということは皆さんおっしゃっていた。それを決選投票にうまくつなげていければと思う」と、今後の連携に期待を込めました。