立憲民主党は10月21日、第219回臨時国会開会にあたり、国会内で両院議員総会(会長:牧山ひろえ参院議員)を開きました。

 冒頭、安住淳幹事長は、「戦国時代のように与党と野党が入れ替わり、昨日の敵は今日の友となるようななかで、執行部一丸となって政権交代を目指して頑張ってきたが、野党政権の誕生をこの選挙で果たすことはできないことは心からお詫びを申し上げる。 新たに誕生するであろう自民・維新の連立政権は、今回、唐突に選挙制度の定数削減を持ち出して連立政権の合意事項としたが、不断の努力でわが党が先頭に立って丁寧に議会でコンセンサスを得ながら進めていく。その中でわが党は野党第1党としてリーダーシップを十分に発揮し、他の野党の信頼を得ていかなければならない」と述べました。

 安住幹事長はまた、「人事案件について(野田代表第2次体制)」(下記PDF参照)について報告し、了承されました。
20251021人事案件について(野田代表第2次体制).pdf

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 野田佳彦代表からは、「3カ月間、政治の空白期間が続いた。対応すべきは物価対策であり、暫定税率の廃止は議員立法として早期実現が可能なのでしっかりと実現しよう。的を絞った経済対策を準備しているが、その中で間違いなく言えることは公立病院の危機的状況で、診療報酬改定を待っていられない。またわが党が主張している食料品のゼロ税率も賛成多数で実現を目指していこう」と述べました。

 政治改革でも「議員定数削減は悲願なので大賛成だが、民意を反映するには丁寧な議論が必要であり、企業・団体献金廃止こそが自民党にとって身を切る改革ではないか」と述べ、一丸となって対峙していこうと力を込めました。

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