立憲民主党青年局は11月20日、全国青年司法書士協議会(以下:全青司)との意見交換会を国会内で開催しました。
 会合には、山田勝彦おおつき紅葉大塚小百合波多野翼宗野創東克哉岡田悟各衆院議員が参加しました。

 冒頭のあいさつで山田勝彦青年局長は、自身が障がい福祉事業に携わっている観点から、「成年後見制度において司法書士が非常に重要な役割を担っている」と強調しました。また、地方の過疎化が進むなかでの空き家や山林等の所有者不明土地問題といった社会課題の現場において、司法書士が最前線で活躍されていることに対し、深い敬意を表しました。

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山田勝彦 青年局長

 意見交換では、生活扶助基準の引き下げ取り消しを求める最高裁判決への対応と生活保護制度の改善、住所等変更登記の義務履行促進、司法書士の職務上請求による広域交付制度の導入、外国人学校における現状、ケアリーバー(児童養護施設や里親家庭などの社会的養護の経験者のこと)支援について、課題の改善に向けた国会での議論への要望がなされました。

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加藤圭 全国青年司法書士協議会会長

 参加議員からは、生活保護基準と物価・消費実態の乖離、戸籍の広域交付制度の課題、セーフティネット現場と司法書士・各種相談窓口との連携強化の重要性、ケアリーバー支援の担い手不足による課題などの質問がなされ、闊達な意見交換が行われました。

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意見交換会の様子