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2026年9月6日 岡山2区で「女性キャラバン」を開催

【ジェンダー】女性の力で、地域から政治を変える―石垣のりこ参院議員が岡山2区で「女性キャラバン」

 立憲民主党岡山第2区総支部は9月6日、岡山県瀬戸内市・牛窓で、「立憲民主党女性キャラバン~つながる、ひろがる、女性の力でつくる未来~」を開催しました。ジェンダー平等推進本部による自治体議員支援プロジェクトの一環として、石垣のりこ参院議員を迎え、地域で活動する自治体議員らとともに、女性の政治参加や地域の課題について意見を交わしました。

 かつてラジオ局で働いていた石垣議員は、2019年の参議院選挙への立候補を決めた際、政治の世界に飛び込むことに迷いもあったといいます。それでも「やらないで後悔するより、やってみよう」と決断した経験を紹介し、政治への挑戦を考える人にエールを送りました。

あいさつする石垣のりこ参院議員

「選べる」ことが大切――ジェンダー平等をめぐって

 ジェンダー平等については、選択的夫婦別姓を例に挙げ、「無理やりどちらかの姓にしろ、もしくは別姓にしろというわけではありません。選べるんです」と指摘。政治が一人ひとりの生き方の選択肢を広げることの重要性を訴えました。また、皇室典範をめぐる議論にも触れ、制度を考える際には、女性の立場や権利を含め、社会のあり方そのものを問い直していくことが重要だと述べました。

 さらに、農業や米価の問題について「アグリファースト、農業ファースト」と語り、消費者が安心して米を買える価格と、農家が赤字にならず生産を続けられる環境を両立させる政策が必要だと強調。「過度な弱肉強食社会は私たちの社会を壊します」と述べ、支え合う社会をつくるための政治を訴えました。

 戦争と抑止力をめぐる会場からの質問には、「安全保障のジレンマ」に触れ、軍事力の増強だけでは平和は実現できないと指摘。外交を通じた平和構築とともに、暮らしを守る政治を進めることが重要だと訴えました。

女性が意思決定の場にいることで、政治は変わる

 会場では、岡山の自治体議員が、それぞれの政治への思いを語りました。

 子育てと政治活動を両立しながら、「誰かを笑顔にしたい、誰かを幸せにしたい」という初心を大切にすることを強調した鈴木一史県議。

 現役の市議として出産・子育てを経験し、「つないでいただいた思いを広げ、さらに自分で作っていく」と語った藤原薫子倉敷市議。

藤原薫子 倉敷市議
藤原薫子 倉敷市議

 子どもの貧困対策や居場所づくり、高齢者の移動支援に取り組み、「子どもに優しい社会は、年齢を重ねてもみんなに優しい社会」と訴えた川上智美岡山市議。

川上智美 岡山市議
川上智美 岡山市議

 ゲスト出演してくださった瀬戸内市の黒石健太郎市長は、市議会18議席のうち6人を女性が占めていることを紹介。そのうえで、防災用トイレを導入した際のエピソードを披露しました。当初は価格を抑えることが議論されていたものの、女性を含む多様な視点から「避難所で使うトイレだからこそ、清潔で安心して使えるものが必要だ」という意見が出され、より良い設備を導入することにつながったといいます。「意思決定の場に女性がいることで、見えてくる課題が変わる」ことを実感させる具体的な事例となりました。

黒石健太郎 瀬戸内市長
黒石健太郎 瀬戸内市長

「知ること」から、民主主義をつくる

 その後、石垣議員らは岡山駅西口で街頭演説を行いました。

 石垣議員は、政治のチェック機能を働かせるためには与野党が拮抗していることが重要だと指摘。政治を変えるために必要なのは、まず「知ること」。地域で暮らす人たちの声を議員が受け止め、県政、国政へとつないでいくことが民主主義の原点だと訴えました。

演説する石垣のりこ参院議員

 高原俊彦岡山県議は、「人口減少や人手不足は、私たちの暮らしや公共サービスの維持に直結する大きな課題です。少数派の声もしっかりと国や県政に届け、誰もが安心して暮らせる岡山をつくるために、これからも力を尽くしていきます」と語りました。

高原俊彦 岡山県議
高原俊彦 岡山県議

 鈴木一史岡山県議は、「県民の皆さんの声を丁寧に聞きながら、何が岡山県にとって一番良いのかをしっかり考えていきたい。また、人口減少、特に若者の流出が大きな課題となっている中、若い人たちが岡山で働き、暮らし続けられる環境を整えていきたい」と力を込めました。

鈴木一史 岡山県議
鈴木一史 岡山県議

 廣野真智子瀬戸内市議は、「地域で暮らす皆様が感じていること、困っていること、そしてこういう地域にしてほしいという思い、そうした一つ一つの声を、私たち地域の議員がしっかりと受け止めて、地域の中だけにとどまるのではなく、県政、そして国政へとつなげていく。それが私たち政治家の大切な役割」と締めくくりました。

廣野真智子 瀬戸内市議
廣野真智子 瀬戸内市議
廣野真智子瀬戸内市議、高原俊彦岡山県議、石垣のりこ参院議員、鈴木一史岡山県議
左から、廣野真智子瀬戸内市議、高原俊彦岡山県議、石垣のりこ参院議員、鈴木一史岡山県議

 立憲民主党は、今回生まれた「つながり」を、地域へ、そして次の世代へと広げながら、女性の力で政治を変える取り組みを進めていきます。