斎藤嘉隆国会対策委員長は9月25日、自民党の磯崎国会対策委員長と国会内で会談。臨時国会の日程や国会運営などについて意見を交わしました。
斎藤国対委員長は会談後に記者団の取材に応じ、磯崎自民党国対委員長からは臨時国会を10月5日に召集することとし、9月29日に議院運営委員会の理事会で召集伝達を行い、翌30日を会派締め切りとする旨の話があったと報告しました。伝達から召集日までの期間が短く、会派の準備や人事などを進めるための時間が十分確保できないことに「ちょっと遅いのではないか」と指摘しました。
また、常任委員長や特別委員長、理事などへの、いわゆる裏金問題で不記載があった議員の登用についても話があったことに触れ、従来から与野党間で協議しているように「基本的に選挙を経ていない方については、参院においてはすべての会派が賛同して推す形での委員長ポストへの登用は、現段階において認めるわけにはいかない」ことを改めて確認したと報告。一方、理事については、今後、野党間で丁寧に協議しながら、一部の登用を認めることもあり得るとの考えを示しました。
また、質問通告について自民党側から「早めに細かく」との要望があったことには、これまでも早期かつ丁寧に対応しているとして、従来通りの対応を続ける考えを示しました。
臨時国会での対応については「従前通り、国会での慣例あるいは議論の積み重ねに基づいて、丁寧な国会運営をしていただきたい」と要望。代表質問に続く予算委員会での基本的質疑や集中審議など、昨年の例なども踏まえて「とにかく予算委員会を含めた審議の充実をお願いしたい」と強調しました。
参院では特に、歴史的にも与野党協調して審議の充実、再考の府にふさわしい議論をするように与野党それぞれが努めてきたとして「参院の与党、特に自民党にはそうした姿勢を大切にしてもらいたいし、私たちもそういうスタンスでいきたい」と発言。さらに「何のために国会があるのかという話」だと述べ、国会を最大限国民の生活に資するものにしていくためにも充実審議が必要であり、総理に対しても国会で野党の声、国民の声に十分耳を傾ける姿勢を求めました。
衆院で自民党の村井国対委員長が「国会の改革・効率化」を掲げていることへの問いには、効率化と審議時間の短縮は同義ではないと指摘した上で「単に時間を短くすることや、総理の出席の機会を減らすことイコール効率化というのであれば、参院では全く認められない。これまで同様に審議をしてもらうよう求めていく」と述べました。
今回の組閣で不記載議員が入閣し、副大臣・政務官にも複数登用されたことには「選挙を経て国民の信託を得たという立場は、参院側の一部の方とは違うのかもしれないが、大臣という職に就かれる以上、これまで以上に説明責任を果たしていただく必要がある」と指摘。大臣の資質は重要な審議の要素になるので、委員会でただしていく考えを述べました。
