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簗農水大臣辞意「総理の判断が非常に遅かった」斎藤国対委員長

 斎藤嘉隆国会対策委員長は10月14日、簗和生農林水産大臣の辞意表明を受けて、国会内で記者団の取材に応じ、「遅きに失したのではないか」と述べました。

 斎藤国対委員長は、野党が先週から「簗大臣の下では農林水産委員会も開けない」「大臣職にとどまり続けるなら野党各党が一致結束して問責決議案を提出する」と与党に事前に伝えていたと説明。にもかかわらず、3連休をはさみ、衆院予算委員会が終わったタイミングでようやく辞意が表明されたとして、「明らかに遅かった」と述べました。

 国会審議への影響について、斎藤国対委員長は、「衆議院の予算委員会でも、米価の問題やジャガイモの輸入の問題など、農林水産行政をめぐって大きな課題があって、こういったことへの審議が、簗大臣の一連の問題によって深まらなかったのは事実」と厳しく指摘。「一刻も早く新しい大臣も任命をしていただいて、審議に入りたい」と述べました。

 総理の任命責任については、「責任を問う質疑はもう避けては通れない」と指摘。辞任が遅れたのは、「言い換えれば総理の判断が非常に遅かったということだ」と強調しました。

 野党参院会派で一致していた問責決議案の扱いについては「明日の朝までに判断したい」とした上で、「全ての参院野党会派が提案者になって提出する運びだった。提出されれば間違いなく可決していた」と述べ、事態の重さを政府・与党は深く認識すべきだと強調しました。

 大臣交代を受けた参院予算委員会の日程については、「あさって(16日)の予算委員会に向けた質問通告は通常、明日昼までに終える必要があるが、その時点で新大臣が誰か分からず、現実的に不可能だ」と指摘。与党と明日午前に協議し、日程を「ゼロベースで検討し直す必要もある」との認識を示しました。

 今後の国会運営については、「内閣は他にも問題を抱えており、一件落着とはいかない」と述べ、「与党の姿勢、内閣のあり方は厳しく問うていく。審議を必要以上に遅らせるつもりは毛頭ないが、申し上げるべきことは申し上げる。政界自体に改善すべき悪弊があり、膿を出し切ることにつなげなければならないし、そのための国会改革を進める立場にある」と語りました。