「政治的に発展途上のこの日本に、2大政党制を根付かせるための大切な選挙だと思っている。お一人でも政治に無関心な方が少なくなるよう願っている。皆さまにも是非ご協力をお願いしたい」(末次精一・衆院長崎4区総支部長)
 「時代遅れになった政治を、これからにふさわしい社会、経済に変えていくための明確なビジョンが私たちはあります。しかし『一強多弱』といわれてきた今の政治構造を変えないと、それを実現できません」(枝野幸男代表)

 25日夕方、枝野代表は末次精一衆院長崎4区総支部長、山田朋子県連代表らとともに、佐世保市の佐世保駅前において開催された街頭演説会に参加しました。

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■佐世保駅前の街頭演説会

 夕暮れ時の暗闇が迫る中、集まった支持者たちや足を止める人々に対し、末次総支部長、枝野代表らは以下のように語りました。

末次精一・長崎4区総支部長
 政治的に発展途上の日本に、2大政党制を根付かせるための大切な選挙だと思っている。相手候補が流動的な状態だが、誰が相手になろうとも、野党が一丸となって政権交代に向かう、そういう選挙だと思っている。ただ現状では国政選挙における投票率が5割を切っているような状態だ。この長崎4区においては、お一人でも政治に無関心な方が少なくなるよう願っている。皆さまにも是非ご協力をお願いしたい。

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枝野代表
 時代遅れになった政治を、これからにふさわしい社会、経済に変えていくための明確なビジョンが私たちはあります。しかし『一強多弱』といわれてきた今の政治構造を変えないと、それを実現できません。この長崎4区の末次精一さん。ご苦労を重ねてこられたが、まっすぐに、めげずに頑張ってきた。2012年に安倍政権ができてから最初の5年間で、野党には遠心力が働き、野党側で戦う方々は、皆さん苦労をされた。その一人が末次さんだと思っている。2009年以来12年ぶりに、最大野党が議席の過半数を超える候補者を擁立するという構図をつくることができた。今こそ、末次さんの長年の苦労に花を咲かせて頂かなければいけない。

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 末次精一さんに、皆さんの『生活の声』の代表として、しっかりと国会で仕事をしてもらおうではありませんか。そして命と暮らしを守るコロナ対策に変えるために、老後や子育てなど暮らしの安心で経済を回していくために、変えようではありませんか。変えようではありませんか。そのためには、あなたの力が必要です。あなたの力が必要です。

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■街頭演説後の枝野代表のぶら下がり会見

Q:まだ相手候補が定まっていない状況だが
 これまでの積み重ねで、今の政治に不満と不振をお持ちの方の票は掘り起こせていると考えている。ただ相手は強敵です。ここから投票日までの戦い方が勝敗を決する。大変な激戦区の1つとなるだろう。

Q:長崎4区で初めての野党統一候補となるが
 他の政党のご理解を頂き、末次精一さんで『一騎打ち』の構図を固めることができれば、それは大変ありがたいことだと思う。接戦となると思っているので、この『一騎打ち』の構図を生かさなければいけない。

Q:自民党側が公認をめぐり割れている状況についてどう思うか
 相手がどなたであれ、今の政治に不信と不満をお持ちの方の票をきちんと掘り起こせれば、こちらが勝てると考えている。相手のことを気にせず、やるべきことをやっていくということだ。潜在的に、こちらにご期待頂いている方にきちんと訴えて、最終的に投票所に足を運んで頂くことが『勝利の方程式』だと思っている。

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