第49回衆議院選挙の公示日の19日、蓮舫代表代行は静岡・浜松市で、げんまけんたろう候補(前衆院議員・8区)らと街頭演説に立ちました。

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 公示後の第一声となった演説で、蓮舫代表代行は「コロナ感染拡大で、もう4万5千軒の飲食店が閉店に追い込まれた。この数は全国の飲食店の1割に及びます。立ってられない、事業を維持していられない。雇用を維持していられない。協力金ではやってられない。この声に、どう答えるのか、岸田さんはまったく口にしない」と指摘。これまで立憲民主党が新型コロナ対策として提出してきた法案などを紹介し、「私たちの提案がいいのか、選挙が終わったら(対策を)考える、選挙が終わったら補正(予算)を組むと言ってる自由民主党がいいのかを、ぜひ問わせていただきたい」を訴えました。

 さらに、自民党の総裁が変わったことに触れ、「自民党が取った行動に私は憤りを覚えている。もっと寛容で組織力のある政党だと思っていたら、総選挙が近いから、何をしたか。菅総理を支えるのではなくて、選挙が戦えないと、足を引っ張ったんじゃないですか。1年前に岸田さんに圧勝した菅さんを使い捨てですか。私は、こういう自分の選んだ総理総裁を、厳しい時こそ、支えられない、守らない、守るのは自分の議席だという、自分勝手な自由民主党に、今苦しい、守ってもらいたいと声をあげている、国民を守ることできない」と断言。静岡8区は、1対1の戦いだと語り、「げんまけんたろう、小選挙区で勝たせていいただきたい」と訴えました。

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 げんま候補は、コロナ禍の状況について「多くの命が失われ、多くの事業者が仕事を失って、多くの方が収入も減り、大変な状況になりました。特に女性と子どもが大変大きな被害を受けています。女性で職を失った人は100万人、そして女性と子どもで自ら命を絶った人は、コロナの前に比べたら2割も増えました。結局、弱い立場にいる女性や子どもが一番厳しい思いをしています。子どもの不登校も過去最多になりました」と説明しました。

 その上で、「こういうところは政治がもっとちゃんとしていたら、救えた命があったんじゃないでしょうか。政治家が特定の人ばかりを向いていないで、多くの国民の皆さまのつらい声や、生活の実態や、事業の実態、こういったところに目を向けて、耳を傾けていれば、救えた命はもっと多くあったんじゃないか」と語り「これまでの政治が、それができないなら、やっぱりその任は、われわれ世代に任せてもらいたい」と訴え支援を呼びかけました。

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