「この30年間、岐阜1区・岐阜市では同じ議員がずっと選出されてきました。この30年間、その方、何か皆さんに対してやられたでしょうか。皆さんが生活の中で変化したと思うことがありますでしょうか。この岐阜は30年間、何も変わらなかった。この岐阜1区から選ばれてる議員は30年間何も変えてくれなかった。それは私よりも皆さんの方が分かっているはずです。だから何としても本当に責任をしっかりととる、結果にこだわる、そういう政治に変えていかなければいけません」。岐阜1区(岐阜市)の川本けいすけ候補は、24日日曜の午後、岐阜市内の幹線道路沿いの街頭演説でこう訴えました(写真上は、市内茜部寺屋敷近辺での街頭演説の様子)。

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中鶉7交差点付近での街頭演説

 川本候補は、公示日直前に誕生日を迎え30歳になったばかり。自身が勤めてきた外資系の証券会社が、成果主義で結果を残せる人は待遇が良くなる一方で、結果を残せない人は切られていくという厳しい企業だったと振り返り、「この緊張感こそ、いまの政治には必要だ」と訴えています。

 これまで岐阜市内をくまなく歩いて周り、多くの方と話をしてきた川本候補は、「いまのままではいけない」「変わらなければいけない」といった声が多かったと語り、これからの子どもや孫の未来のためにも、新型コロナウイルス感染症の下で分岐路に立たされている日本を正しい方向に導いていかなければいけない」と話しました。
 さらに、これだけ変化を望んでいる方々が岐阜市にいるにもかかわらず、今まで変化が起きなかったのは、「しっかりと対話をし、皆さんに私たちが何をやってきたか、これから何がやっていくのかを伝えることができず、信頼を得ることができなかった」と分析しています。

 街頭演説では、「何もせずに椅子に座っている議員にこれからも国会に居続けてもらうわけにはいかない。『本当にこの日本を変えるんだ』、そういう強い覚悟と熱意、しっかりと結果にこだわる姿勢、責任を取る姿勢、こうしたものを持っている議員が、これからどんどん勝っていかなければならない」と訴え、「しっかりと皆さまに向き合う、結果にこだわる、できないなら辞める。そういう議員がこの岐阜1区からも選ばれるように、一生懸命しっかりとアピールをしていく」と語りました。

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中鶉3交差点付近での街頭演説

 この日、川本候補は約20カ所で精力的に街頭演説をおこない、ある場所では新型コロナ対策について訴え、また別の場所では、高校授業料の完全無償化や大学の給付型奨学金の拡充、選択的夫婦別姓、不妊治療の保険適用、ワークライフバランスの浸透、ベーシックサービスの整備などで若者世代の能力や魅力を引き出せる社会を創るといった自身が掲げる将来のビジョンを語るなど、場所により話す内容を変え、行き交う通行人や車に訴えました。

 川本候補は街頭演説の合間に取材に応じ、「徐々に知名度も上がってきている。街中を回っていると、僕と分かってくれる人も増えてきた。どれだけ知名度を上げられるのかが課題」と語り、後半戦も頑張っていくと意欲を示しました。

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