枝野幸男代表は2日、執行役員会の冒頭、特別国会後に辞任する意向を表明しました(写真上は10月12日の常任幹事会)。
枝野代表は昨年9月の結党から1年余り、「それぞれの立場、持ち場で所属議員、総支部長、党員、協力党員、パートナーズの皆さん、応援いただた連合の皆さんをはじめ、たくさんの皆さんにお支えをいただき、執行部の皆さんには、さまざまな役割を中心になって担っていただいてご奮闘をいただきました」「政権選択選挙とメディアにも言っていただけるような構えを作ることが出来ましたのは、皆さんのご協力とご奮闘のおかげ」と謝辞を述べました。
一方で選挙結果について「平野代表代行や辻元副代表はじめ、有為な仲間がたくさん戻ってくることができず、現有議席を下回る大変残念な結果となりました。ひとえに私の力不足」「全国各地でご支援、ご協力いただいた皆さん、そして何よりもこの選挙で戦い、残念ながら当選することができなかった仲間の皆さんにも大変申し訳なく思っているところであります」と述べました。
今後の対応について、「政権の選択肢として、次のステップを私どもとして、踏み出していくことが厳しい状況の中ではありますが、たくさんの皆さんにご支援いただいた立憲の役割、責任であると思っております。そうした状況を踏まえるならば、新しい代表のもと、新しい体制を構えて来年の参院選挙、そして次の政権選択選挙に向かっていかなければならないと決断をいたしました」「昨年9月の代表選挙は国会議員だけの投票でございました。国会日程等がございますが、党員、協力党員、パートナーズの皆さんにしっかりと参加していただいた形で新しい代表を選んで、しっかりとした体制で参院選挙選に臨んでいただきたいと思います」「特別国会は総選挙の結果を議会で正式に示すことでございますので、特別国会までは私に代表を務めさせていただき、特別国会閉会日に代表を降りさせていただいて、代表選挙の手続きを速やかに進めていただきたいと思っています。皆さんにご了解いただければ、今日からそこに向けた事務的準備を進めていただきたいと思っています」と表明しました。
また、「皆さんに大変なお力添えをいただいて、ある意味ではいい戦いをさせていただいたという思いもあります。ただ、選挙は結果であります。こうした残念な結果に終わりましたので、皆さんにもご理解をいただいて、こうした形で進めてまいりたいと思っております。ぜひご理解いただいて最後までご協力をいただきますようお願い申し上げます」とあいさつを締めくくりました。