ハイヤー、タクシー、観光バス、自動車教習所で働く労働者で構成される労働組合、「全国自動車交通労働組合連合会(全自交労連)」の(公印省略) 第83回定期大会が10月20日、横浜市内で開催されました
定期大会には立憲民主党を代表して枝野幸男最高顧問のほか、超党派の議員連盟であるタクシー政策議員連盟会長の辻元清美参院議員、神奈川県選出で全自交友好議員の山崎誠、篠原豪両衆院議員、牧山ひろえ参院議員らが出席しました。
枝野議員は「日本の政治はいま大きな分かれ道にある」と強調し、日本維新の会が自民党の補完勢力として高市政権に加わる見通しに触れ「身を切る改革や小さな政府、規制緩和といった時代遅れの古い改革路線に逆戻りしかねない」と危機感を示しました。また、ライドシェアをめぐる議論に言及し「われわれの意見を組んでくれており、かつ国土交通大臣を担ってきた公明党が政権を離れれば現場軽視の動きが再び強まる恐れがある」と指摘。特にバス運転手の人手不足については「維新が大阪で、賃金が高すぎるとのキャンペーンを展開したことが流れの始まりだ」と警戒感をあらわにし、「人を使い捨てにする政治を変えなければならない」と述べました。

辻元参院議員は、自身が会長を務める「タクシー政策推進議員連盟」は、立憲、国民民主、無所属有志の議員が結集する超党派組織で、労組や事業者、国交省と三位一体で政策を進めていると説明し「タクシー政策は政治に翻弄されやすい。野党が力を合わせて進める」と強調しました。また、自身が新たに参院国土交通委員長に就任することを明らかにし「交通産業の人手不足と低賃金の改善に努める」と表明しました。さらに高市政権が発足することを想定し「メンバーを見ると派閥と裏金議員の復権だ。許してはならない。次の衆院選が正念場だ」として、働く人を守る政権の実現に向け、野党の結集を呼びかけました。




全自交労連の溝上泰央委員長は、あいさつの中で先の参議院議員選挙に触れ「森屋隆前議員を国政に戻せなかったのは痛恨の極み。素人が有償で無責任に人流を担う海外型のライドシェアの導入阻止、多くが歩合制で働くわれわれハイタク労働者の生命線である運賃改定が進んだのは、交通運輸事業に従事していた森屋前議員が、国会での質問を続けてくれたおかげ。彼の功績であったと言っても過言ではない」と悔しさをにじませ、「政策が後転することないよう、一層の取り組みが必要だ」と決意を述べました。

