立憲民主党新型コロナウイルス対策本部(本部長:逢坂誠二衆院議員)、会派厚生労働部会(部会長:長妻昭衆院議員)は29日、厚生労働省に「南アフリカなどからの入国禁止等を求める緊急要請」をおこないました。要請には、長妻部会長のほか、山井和則、井坂信彦、早稲田ゆき各衆院議員、石垣のりこ、熊谷裕人両参院議員が参加しました。

 今回の要請は、新型コロナウイルスの変異株オミクロン株の脅威が世界で拡大し、アメリカやヨーロッパでは、南アフリカなどからの入国禁止措置などを素早く打ち出していることから、政府に対し早急に措置を講ずるよう強く要請するものです。

 長妻部会長は、要請事項として以下の内容を厚生労働者担当者に求めました。

1.世界での急速なオミクロン株の感染拡大に鑑み、オミクロン株の日本への流入を防ぐため、全世界からの新規入国を禁止したうえ、南アフリカなどオミクロン株の感染が確認された国及びアフリカ南部からの再入国については、再入国の禁止措置をおこなうこと。すべての国からの日本人の入国者に関しては、少なくとも10日間、政府が用意したホテルなどで隔離し、定期的にPCR検査を実施すること。

2.万が一オミクロン株が日本に流入した場合に備えて、感染防止対策強化、検査体制を強化した上でのオミクロン株の検出体制の整備をおこなうこと。

南アフリカなどからの入国禁止等を求める緊急要請2021129.pdf

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