立憲民主党文部科学部会、災害・緊急事態局は17日、末松信介文部科学大臣及び山本廣基大学入試センター理事長宛の「すべての人の受験機会確保に関する要望書」を文部科学省高等局長に手交しました。要請には、宮沢由佳文部科学部会長、森山浩行災害・緊急事態局長、斎藤嘉隆参院議員が参加しました。

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 大学入学共通テストは、受験生にとって一生をも左右する極めて重要な機会です。今シーズンも新型コロナウイルスの影響により、通常より制限やストレスのかかる状態での学生生活や受験を強いられています。今年は、新型コロナの影響のほか、トンガ沖海底火山の大規模噴火による影響や、試験会場前の路上での刺傷事件なども起きました。気象状況や災害の発生、公共交通機関の乱れなど、さまざまな要因を予め想定し、十分な検討を行ったうえでの公平で丁寧な対応をするよう、政府に求めるものです。

 宮沢文部科学部会長は、「あらゆる場合においても、受験生の不安を払しょくし、誰一人取り残さない丁寧な対応していただきたい」と述べました。

 政府側からは「新型コロナウィルスの感染拡大などにより、昨年以上に重層的な対応を行っている。今後とも取り残された受験生がいないか丁寧に対応する」と前向きな回答がありました。

すべての人の受験機会確保に関する要望書.pdf

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要請後に記者団の取材に応じた斎藤嘉隆参議院議員、宮沢由佳文部科学部会長、森山浩行災害・緊急事態局長(左から)