西村智奈美幹事長は12日、東京都町田市、日野市を訪れ、今日から始まった町田市長選、町田市議選、日野市議選に立候補する公認・推薦候補の応援演説を行いました。西村幹事長が演説会に参加し応援した候補は、清原おさむ町田市長候補(推薦)、東友美町田市議候補(公認) 、渡辺さとし町田市議候補(公認)、ちだ伸也町田市議候補(公認)、森沢美和子日野市議候補(公認)、遠藤茂日野市議候補(公認)です。別日程で活動していた小野りゅうじ町田市議候補(公認)は新人として市政を目指します。
■町田市長選挙
西村幹事長は、自民党と公明党による政治は国民不在であると述べ、「総理は聞く力を重視していると言うが、新型コロナへの対応あるいは働く人達の賃金の引き上げは全く中途半端で、1カ月以上も記者会見を行っていない。聞く力どころか国民がどういう暮らしをして、どんな未来にしたいと願いながら生活しているか想像できていない政治が続いていることに危機感を持っている」と懸念を示しました。そのうえで、「この政治を変えようと立憲民主党は仲間とともに立ち上がり、次の参院選に向けてもしっかり対話を通してボトムアップの政治を作り上げている」とアピールしました。また、清原候補について「まちづくりのエキスパートだ」と紹介し、「皆さんが一緒になって、町田市政を作って行く。その意見に耳を傾ける力がある。それをまとめ上げて実行していく力があるのが本物のエキスパート。清原さんはまさにこういったことができる唯一無二の候補だ」と強調しました。
党東京都連(都連)幹事長の手塚仁雄衆院議員は、都連は旧立憲民主党結党以来、自民党、公明党と相乗り候補を出した選挙はしないと方針を打ち出していることに触れました。そのうえで、「最高の候補者を出せたと自負している」と述べ、力を合わせて勝利することを訴えました。
党都連選挙対策委員長で町田市が地元の伊藤俊輔衆院議員は、町田市には「救急救命病院も大学病院もない」と述べ、新型コロナウイルスに耐える医療体制を作りたいと訴えました。「町田市43万人の命を守るために清原おさむ候補に大切な命を託していただきたい」と支援を呼びかけました。
清原おさむ町田市長候補は、「市民の声が届く政治をしっかりつくりたい」と選挙戦を勝ち抜く決意を示しました。
■町田市議選
西村幹事長は「町田市政において行われてきたこれまでの政治が地域の暮らしに不安をもたらし、強い人だけが生き残っていけばいいという風潮を生んでいることを深刻に受け止めている」と指摘。こうした状況を変えるために苦しい立場にある人や少数者の思いをくみ取り、街全体が多様性を大事にする街へ変わっていくことが「活力を生み出すことにつながる」等と訴え、立憲民主党の公認候補こそがそうした政治を推し進めることができる人材だと述べ、町田市議選において支援を寄せてほしい訴えました。
練馬区から山岸一生衆院議員も駆けつけ、「市民の暮らしを守る、声なき声を届ける、そのために全力で走り抜けてきた」立憲民主党の仲間を激励しました。
■日野市議選
日野市議選では、4年前に旧立憲全国初の自治体議員候補として日野市議選に立候補し当選した森沢美和子候補が2期目に挑戦します。遠藤茂候補は新人として立候補しました。両候補は共に連携し市民目線からの政治の実現に取り組むと意気込みを語りました。
西村幹事長は、「森沢候補は、『支え合い、分かち合い、認め合い』をキャッチフレーズに皆さんに訴え続けている。遠藤候補は、ペットと共生できるまちづくりを掲げ、365日休むことなく地域のゴミ拾いをしてる。なかなかできることではない。理論と実践を積み重ねてこられた二人に1票をお願いします」と支援を訴えました。
大河原雅子衆院議員は、「一人ひとりの困りごとに寄り添う政治が今、本当に不足している。このことに多くの人が疑問を持ち、選挙であればこれを改善していける。もっとより良いものを実現できると思ってもらえたら幸せだ」と訴えました。
有田芳生参院議員は、「コロナ禍の困難を抱えている人たちの生活相談事業を森沢候補は市議としてやってきた。そして遠藤候補も毎日、日野市民と話をする中で新型コロナ対策を考えた。例えばコロナ禍により生活が大変で、病院に行くのを抑制していた人ががん患者になっている事実もある。こうした政治の貧困をなくしていこうというのが立憲民主党から今回立候補したお二人の政策。具体的な生活に基づいた具体的な政策がある。どうか皆さん、今度の市議会選挙で二人を議会へと必ず送ってくださることをお願いします」と投票を求めました。