立憲民主党は22日、国会内で第43回常任幹事会を開き、27日の党大会に向け、「2021年度活動報告」「2022年度活動方針」「2021年度決算(仮)」「2022年度予算(骨格)」等について協議し、了承されました。

 冒頭、あいさつに立った泉健太代表は、党大会について「全国の力を結集して、この党大会を契機に、われわれの訴えをさらに広げていきたいと思っている」と語りました。

 国会審議については「衆議院本会議が終わったところだが、立憲民主党は、国対委員長を中心に、これまで以上の衆議院予算委員会での質疑時間を確保し、また多くの集中審議を獲得をする中で、政府の政策をただし、修正も勝ち取ってきた」と報告しました。「ただ、予算案の中で、われわれが求めてきたトリガー条項については何ら修正をされることもなく、巨額の予備費が積まれ、さまざまに不要な事業が計上されています。そうした点を踏まえて、われわれは反対をしました。これは当然のことだと思っています」との見解を示しました。

 そのうえで、「一方でトリガー条項をめぐって、国民民主党が予算案に賛成をしました。予算の採決というのは、首班指名とも同じ重みを持つもの。この対応については、非常に重たい意思表示であるとあらためて認識しなければいけない。われわれは厳しい見方をしなければいけないと思います」と述べました。「トリガー条項をめぐり、政府と国民民主党でどんなやりとりがあったのかは不明ですが、国会答弁ではわからないと言わざるを得ません。政府から何かしらの確約を得たなら野党各党で共有されるべきだとも思いますし、大変残念な、今回の姿勢であった」とも語りました。「あらためてわれわれ立憲民主党は、この中道リベラル、野党のど真ん中で、自民党としっかり対峙をして選択肢を示していくのはやっぱり立憲民主党だということを国民の皆さまに明確にしてまいりたい」と表明。(1)子育て支援や教育、(2)地方への分配、(3)年金問題など――3つの分配を中心に、引き続き参議院でも充実した審議をお願いをしたい、と求めました。

【報告・承認事項】

<幹事長>

(1)2021年度活動計画(2)2022年度活動方針(3)2021年度決算(仮)(4)2022年度予算(骨格)――等について報告があり、承認されました。

<国会対策委員長>

予算委員会質疑は80時間を超え、審議日数は19日間を確保し、集中審議は過去5年で最多の5回獲得し充実した審議を行ったことを報告。21日の衆院予算委員会で組み換えを提出、22日の本会議で2022年度予算案に反対討論に立つこと等を報告しました。

<参院国対委員長>

24日から参院予算委員会で基本的質疑。すべて参院選のためということで論戦に挑むと表明。

<政務調査会長>

第38回、39回政調審議事項について報告しました。

<選挙対策委員長 > 

地方 自治体議員選挙の結果について

【公認】

〇東京都町田市議会議員選挙 (2月20日 投開票)

東 友美 ( 8位当選・4,117票 /2期日)

小野 隆治 (18位当選・3, 244票 /1期日)

渡辺 智士 (32位当選・2, 620.653票 /1期日)

智田 伸也 (44位落選・1,312票)

〇東京都日野市議会議員選挙 (2月20日 投開票)

森沢 美和子 (22位当選・1, 703票 /2期目)

遠 藤 茂 (27位 落選・1, 290票 )

〇佐賀県小城市議会議員選挙 (2月13日 投開票)

谷田信二( 4位当選・1, 172票/2期目)

香月チエミ( 6位当選・1 019票/5期日)

諸泉定次 ( 7位当選・ 949票 /5期日)


【推薦】

〇茨城県城里町議会議員選挙 (2月 20日投開票)

高橋 達男 (15位落選・273.011票 )

〇佐賀県みやき町議会議員選挙 (2月 20日 投開票)

牟田 秀文 ( 9位当選・658票/7期日)

吉村 哲雄 (15位当選・507票/1期日)

〇佐賀県小城市議会議員選挙 (2月 13日 投開票)

平石 正信 (22位落選・237票)


首長選挙の結果について

【推薦】

〇東京都町田市長選挙 (2月 20日投開票)立候補者数6

清原 理 (22, 780. 917票 H4位 /落選)


3 地方自治体議員選挙における候補者の公認推薦について

【公認】

〇北海道北見市議会議員選挙 (3月 27日 投開票)

久保田 貴行 (新 人・62歳 /行政書士)

〇北海道士別市議会議員選挙 (4月 17日 投開票)

西川 剛(現職l期・46歳 /士別市議会議員)

奥山 かおり (現職 1期 B46歳 /士別市議会議員)

〇岩手県宮古市議会議員選挙 (4月 24日 投開票)

竹花 邦彦 (現職1期・70歳 /宮古市議会議員)

〇宮城県気仙沼市議会議員選挙 (4月 24日 投開票)

小野寺 俊朗 (現職4期・65歳 /気仙沼市議会議員)

村上 進 (現職3期・66歳 /気仙沼市議会議員)

〇宮城県石巻市議会議員選挙 (5月 22日 投開票)

千葉 眞良 (現職4期・68歳 /石巻市議会議員)

〇東京都練馬区議会議員補欠選挙 (4月 17日投開票)

渡辺 照子 (新 人・62歳 /元派遣社員)

〇京都府井手町議会議員選挙 (4月 10日 投開票)

木村 武壽 (現職8期・74歳 /井出町議会議員)

【推薦】

〇北海道むかわ町議会議員選挙 (3月 20日 投開票)

野田 省― (現職6期・64歳 /むかわ町議会議員)

〇北海道北見市議会議員選挙 (3月 27日 投開票)

川島 章則 (現職2期・68歳 /北見市議会議員)

三浦 亨 (新 人・52歳 /元自治労北海道本部執行委員)

○北海道安平町議会議員選挙 (4月 17日 投開票)

小笠原 直治 (現職3期・72歳 /安平町議会議員)

〇岩手県宮古市議会議員選挙 (4月 24日 投開票)

畠山 茂(現職2期・55歳 /宮古市議会議員)

〇京都府与謝野町議会議員選挙 (4月10日 投開票)

杉上 忠義 (現職2期・76歳 /与謝野町議会議員)

〇兵庫県西宮市議会議員補欠選挙 (3月 27日投開票)

宮本 恵子 (新 人・42歳 /鍼灸師)


4 首長選挙における候補者の推薦について

〇石川県金沢市長選挙 (3月 13日 投開票)

森 ―敏 (新 人・63歳 /金沢市議会議員)

〇福岡県宮若市長選挙 (3月 13日 投開票)

有吉 哲信 (現職4期・75歳/宮若市長)


<組織委員長 >

参議院総支部の設立・総支部長の異動について報告があり、承認されました。

〇参議院総支部の設立

埼玉県選挙区 高木真理(新 人)、比例区 辻元清美(新 人)、比例区 村田 享子(新人)

〇総支部長の異動

 立憲民主党高知県第2区総支部は暫定総支部へ

総支部長 武内則男

総支部長代行 広田一


3  協議事項

<選挙対策委員長>

地方自治体議員選挙における候補者の公認、第50回衆議院議員選挙における小選挙区の公認内定・辞退、第26回参議院選挙・選挙区候補者の公認について協議され、了承されました。

〇地方自治体議員選挙における候補者の公認について協議され、了承されました。

【公認】

〇京都府議会議員北区選挙区補欠選挙 (4月 10日投開票)欠員1

松井 陽子 (元職 1期 日42歳 /元京都府議会議員)

〇第50回衆議院議員選挙における小選挙区の公認内定について

北海道7区 篠田 奈保子(新人・50歳)

北海道12区 川原田 英世(新人・39歳/元網走市議会議員 )

青森2区 高畑 紀子(新人・58歳/元ホテル総支配人)

宮城3区 大野 園子(新人・43歳/元会社員)

山形1区 原田 和広(新人・48歳/元山形県議会議員)

埼玉9区 杉村 慎治(新人・45歳/元国会議員秘書)

千葉3区 岡島 一正(元職・64歳/元衆議院議員)

千葉7区 竹内 千春(新人・53歳/弁護士)

千葉12区 樋高 剛(元職・56歳/元衆議院議員)

富山2区 越川 康晴(新人・57歳/元会社員)

愛知7区 森本 和義(元職・55歳/元衆議院議員)

愛知10区 藤原 規眞(新人・43歳/弁護士)

兵庫4区 今泉 真緒(新人・43歳/展示プランナー・デザイナー)

兵庫10区 隠樹 圭子(新人・50歳/介護福祉士)

高知1区 武内 則男(元職・63歳/元衆議院議員)

福岡1区 坪田 晋(新人・38歳/社会保険労務士)

〇第50回衆議院議員選挙における小選挙区の公認内定の辞退について

滋賀2区 田島 一成(元職・59歳/元環境副大臣)

〇第26回参議院選挙・選挙区候補者の公認について

・福岡県選挙区 古賀 之士 (現職1期・62歳 /参議院議員)


〇第26回参議院選挙・選挙区候補者の公認内定について

・兵庫県選挙区 相崎 佐和子 (新 人・48歳 /兵庫県議会議員)


〇第26回参議院選挙・選挙区候補者の推薦について

・滋賀県選挙区 田島 一成 (新 人・59歳 /元環境副大臣)

・岡山県選挙区 黒田 晋 (新 人・58歳 /前玉野市長)