2月28日、参院予算委員会(一般質疑)が開かれ、質問に立った田島麻衣子議員は、(1)ウクライナ情勢(2)日本外交(3)新型コロナウイルスへのワクチン情報の発信ーー等について質問しました。質疑の冒頭で、安倍元総理が核兵器の共有について言及したことの所見を問われ、岸田総理は、非核三原則の堅持に変わりはないと答えました。
20220228_114857-.jpg
 主な質疑は以下の通り
 (1)ウクライナ情勢
 田島議員は、「日本政府がウクライナに1億ドルの拠出を表明したことにつき、ジェンダーの視点で特別な要請をしてほしい」と求めました。」
 (2)日本外交について
 米国は中国の北京に1300人の外交官を入れている。中国は米国に245人。日本は米中両国に100人ずつ。これで外交ができるのかと指摘し、財政の壁を取り除き、積極的に外交能力を強化するよう要請しました。また北朝鮮有事を考えた場合、韓国との連携は切り離せない。新韓国大統領と会談を行うつもりはないのか。こういう時こそ、総理のしたたかさが求められると指摘しました。
 (3)ワクチンについての情報発信
 首相官邸ホームページの英語版のワクチンの接種担当大臣の写真が前任者のままになっている。ワクチン接種が遅れている部分があるが、こういうところに甘さが出ているのではないかと述べました。
20220228_115813-.jpg