立憲民主党宮崎県総支部連合会(渡辺創衆院議員・県連代表)は6月4日、宮崎県都城市内で、「なないろの風を吹かせよう」と銘打った「くろだ奈々 応援の集いin都城」を開催しました。くろだ候補予定者は政策を訴えるとともに、会場に参集した支持者に向けて立憲民主党への一層の支持を求めました。また安住淳前国対委員長を弁士に、現在の政治情勢に関する国政報告が行われました。

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 くろだ候補予定者は、「子どもの問題、高齢者の問題、雇用の問題、年金の問題と、いろいろな問題があるが、それは同時に起こっている。遠い国で起きている紛争の影響で、私たちの食卓に上がる食べ物の値段がどんどん上がっている。値段が上がっていることを大騒ぎするだけではなく、なぜそのようになるのか考えていかなくてはならない。農地の大半を余らせて、食料の大半を輸入に頼っているこの国の仕組みがおかしいと思わないか。食料が自給できないならば、他国と友好関係を続け、それが(輸入が)止まらないようにするのが政治の役割だ」と指摘し、一つひとつの問題にしっかり目を向けてほしいと訴えました。

 くろだ候補予定者はまた、「私はこの活動を始めてまだ3カ月で、政治経験はゼロに等しいが、生活体験と皆さんの声を聞く覚悟がある。たくさんの人からまっとうな政治にしてほしいという声を受けている。戦争ではなく平和が欲しい。子どもたちの時代にこの付けを回したくない。そんな声をきちんと代弁していく。どうか、一緒に『なないろの風』を吹かせてください。夏に向けて皆さんも追い風を起こしてください」と、大きな声で支援を求めました。 

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 安住前国対委員長は、「やはり2大政党が政権交代をしないと、絶対に不健全な社会が生まれる。米国のように、8年、4年おきに政権交代をやった方が社会は健全になる。政治に対するエネルギーこそが、米国社会を健全なものにまだ踏みとどまらせている最大の理由だと思う。今のロシアの政治を見てとても教えられた。ロシアにもしっかりした批判勢力があり、行き過ぎたことをすれば政権をとって変わられるとしたら、プーチン大統領もあそこまではできなかったはずだ。健全な勢力が競い合うことが大事だと確信した」と、政権交代の必要を説きました。

 また、「安倍元総理の『桜を見る会』がらみで、サントリーが安倍元総理の後援会の前夜祭にビールを無償提供していたという問題が最近出てきた。日本の名だたる企業がこういうことをしていても責任を取らないでいいのか」と問題視した安住前国対委員長は、「よく野党はばらばらだと言われるが、主義主張は多少違ってもいい。問題は、社会正義をどう実現するかではないか。そのために野党は闘わなければならない。しかし国民の皆さんにも少しは怒ってもらわないと。そういうことに慣れ、仕方ないと思うのではなく、そういうことで言えば、今度の選挙は、国民の皆さんは少し怒ってもいい」と述べ、間違っていることにはNOを突きつけるよう訴えました。

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 渡辺衆院議員は、「野党は堂々と野党をしないといけない。政府がやっていることがまともなことなのか、国民の皆さんの気持ちにちゃんと寄り添っているのかを厳しい目でチェックすることが野党の一番大事な仕事だ。野党のうちは、政権の問題点を指摘し、その問題点を指摘する力を皆さんから評価いただいて与党になる。その流れを短縮して何とかしようということはだめだと実感している」と話し、政権交代へ向けまずは一歩一歩だと表明し、立憲民主党への支持を求めました。

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