立憲民主党埼玉県総支部連合会は6月4日、越谷駅前で #りっけん青空対話集会 を開き、小川淳也政務調査会長、大島敦、小宮山泰子両衆院議員、熊谷裕人参院議員、高木まり参院選公認候補予定者らが参加しました。

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 小川政調会長は冒頭、「皆さまの声を聞いて直ちに実現することは少ない。それでも、必ず、皆さまが思われるよりも何倍も私たちの心に刺さります。声をあげることは皆さまの権利であり、私たちは受け取る義務をもっている」とりっけん青空対話集会の意義について述べました。

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 高木候補予定者は、コロナ禍で「日本は先進国だったのにどうしたのか」と思うことが多かったとして、リモート授業がなかなか進まなかったこと、国産ワクチンが生産できなかったこと等を指摘し、「自民党が、政権は私たちではなければだめだと言ってきたが、その結果がこれ。今までの政治のやり方ではだめだと皆さんに気づいてほしい」と訴えました。また、「大学で学ぼうと思っても、可処分所得は落ちているのに、学費はどんどんあがっている。半分の学生が奨学金を受けている。借金を背負って社会人としてスタートする。教育費が高いから、子どもが欲しくても自分たちは無理だよねと思う。そんな声が寄せられている。人への投資、教育への投資が少ない。未来に向けてちゃんと種をまいて育てていこうではないでしょうか」「ぜひ、皆さんの声で国を変えていきましょう」と訴えました。立憲民主党は「教育費の無償化」を訴えています。

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 参加者からは、政治参加することの高い壁について質問がありました。小川政調会長は、「行動し声をあげてくださった行為に敬意を表します」と述べた上で、「理想を言えば、気持ちが通じ合ったり、行動を共にできる人が増えて、横につながるとよいなと思う」と述べました。

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 「最低賃金が低い」との声もあがりました。小川政調会長は「簡単なことではないが、経営者に努力をお願いし、賃金をあげる経営者を支援することを通して、1500円までもっていくことができれば、暮らしの底支えになると考えている」と回答。さらに「給料をあげることは直接政治がやることは難しいが、教育費や介護の自己負担を減らすこと。生活コストを下げることは政治にできる」とし、「両面からしっかり取り組んでいく」と述べました。

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 公共交通のバリアフリーについても質問があり、小宮山衆院議員が、自身が国土交通委員会の理事として取り組んできたことに触れ、「障がい者のためだけでなく、皆さん全員の安全を守るために取り組みを強化していきたい」と述べました。

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 大島衆院議員は「さまざまな声を聞き、我が国の中庸を見つけていく過程にあると思っている」と述べ、「後輩には、地域で尊敬される政治家になってほしいと言っている。この人が言うなら信じようと思われるような政治家の集団でありたい」と述べました。
#青空対話集会