第26回参院選公示日である6月22日、山口県選挙区で立憲民主党公認の秋山けんじ候補は、山口県下関市で小川淳也政務調査会長と街頭演説を行いました。

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 高校卒業後に就職をし、勤務先の要請で安倍元総理の選挙を手伝い秘書となった秋山候補は、当初のことを「1強政治で社会の安定をもたらすと信じて18年間仕事をしてきました」と振り返りました。その後、下関の介護施設で支援相談員として働き、街づくり活動もしているうちに「一生活者の国民目線で見れば、この1強政治は国民の生活に何も役に立っていない。大きな憤りを感じました」と考えが変化をしたことを紹介。山口県は自民党の国会議員ばかりで市町村の首長も自民党系ばかりであることから「全く政治に緊張感がない。しがらみにまみれた政治が続くことによって、国民の生活はますます厳しくなる一方だ」と指摘。立憲民主党が一般から公募して国民の声を反映した政策づくりをしていることを紹介し、「1強政治に対峙する野党第一党である立憲民主党が、いずれは必ず政権交代をして国民の声、現場の声を真摯に国政へ責任を持って届けることをしっかりやっていきたい」と訴えました。

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 小川政調会長は、秋山候補について「芯の強い本当にしっかりした骨太の考えを持ち、人間性の良さも加わった本当に良い候補を擁立した」と絶賛しました。秋山候補が秘書を務めた山口県が地元の安倍元総理については、「約70年大事にしてきた憲法解釈をたった一夜にして変更するのはこの国の民主主義なのか。やはり私はこの国の最高指導者としてその考えは間違っている。そして時に検察人事に介入するのも間違っている。そして国会で子どもに見せられないような答弁を繰り返したのは間違っている。そうしたことが、少しずつ積み重なって、いつの間にか国会がおかしくなり、日本の政治や行政が国民から信用されるのは容易ではなくなっている」と厳しく指摘しました。安倍政権以降、野党の弱体化、報道の自由度が下がっており「これではロシアと同じではないか」と述べ、「これに対して抗う政治の力が何としても必要だ」と強調。「何とかここで踏ん張って、政治や社会のあり方を変えたい。変えるにはこの参院選は極めて大事な機会だ」と呼びかけました。

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