つじもと清美候補は6月28日、止まらない物価高騰に「だまってられへん!物価高」街頭演説会を東京都内で開催。国民生活を守るための政治を行っていく決意を表明しました。

 街頭では、道行く人に野菜や果物、肉・魚類、ガソリン・燃料などのうち、「何が高いと感じたか」を尋ねる「物価高アンケート」を実施。品目を絞り切れず複数枚シールを貼る人がほとんどで、国民生活への影響がいかに深刻かがあらためて浮き彫りになりました。

 つじもと候補は、アベノミクスで実質賃金が下がり続ける中で物価高が国民生活を直撃していると指摘。全国各地を回る中、京都・四条河原町では25歳の女性から「契約社員で、3年ごとに仕事を再契約しなければならず、その度に『契約打ち切りになったら仕事を失うかもしれない』という恐怖の中で生きている」という声を聴いたと紹介し、「これから先、夢も希望もある女性が、『3年ごとに契約を延長してもらえるか分からない』『仕事を失うかもしれない』という恐怖の中で生きているというのは、政治の責任。小泉・安倍政権のもとで、派遣やパートの社員、非正規でずっと働かせ続けることができる法律に変えたから、労働者を守れなくなっている」と述べました。さらに、その女性が「金持ちの男性を見つけて結婚したらいい」と言われたことにも触れ、「女をバカにするなと言いたい。私たち女性も、ちゃんと仕事を持って、継続的にキャリアを積んで、社会の中で活躍をしていきたい。でも、まだまだ女性は圧倒的に非正規雇用で働く人が多い。国会にも女性議員が少ない。まず、派遣やパートで働く非正規雇用の女性たちに、尊厳を持って一緒にキャリアを積みながら自分の仕事を続けられる、男女の格差がない、男女平等な働く現場を実現したい」と力を込めました。

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 現下の物価高に対しては、(1)年金支給額の減額見直し(2)児童手当の所得制限の撤廃(3)消費税率5%への時限的な減税、インボイス制度の廃止――を挙げ、「景気対策としても物価が上がったら賃金や年金を上げるのは国際常識。物価が上がる一方で年金支給額を下げている国は日本だけ」「子どもはみんな平等。子どもを育てるのにはたくさんお金がかかる。児童手当を平等にそれぞれの家庭に支給することは、景気対策にもなる」「原材料費が上がる中、価格に転嫁できず年末まで経営を続けられるか心配だというお惣菜屋さんの声を聴いた。消費税を下げるのなら分かるが、さらに負担を増やすインボイス制度の導入は愚の骨頂。直ちに廃止すべきだ」とそれぞれ主張。「年金をカットしたり、児童手当に所得制限を設けたり、安倍政権のときに決めた方針だからと、岸田総理は物価が上がっているのに景気を冷え込ませるような政策を何一つ修正できない。国民や庶民、高齢者、子育て中の皆さんの顔色を見るのではなく、安倍元総理や、麻生元財務大臣の顔色しか見ていない」と断じ、「皆さんの声をしっかり国会に届けていく。もう一度国会に送り出してほしい」と訴えました。

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 辻元さんが到着する前のリレー演説では、辻元候補と初めて会ったのは東京レインボーパレードだったという21歳の学生さんが、「写真を撮るだけ、自分のビラを置くだけ、といった政治家が多いなか、一人ひとりの目を見つめ、寄り添って話を聴いていたのが印象的だった」と振り返り、「独断で暴走する与党と対峙していくためには、誰でも、小さい声でも寄り添う政治家が必要。つじもとさんを国会に送り戻してほしい」と支援を呼びかけました。

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自らビラを配り「全国どこからでもつじもと清美」をアピール
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記者団の取材に応えるつじもと候補