泉健太代表は6月29日、三重選挙区で立憲民主党が推薦する芳野まさひで候補の応援で県内各地を遊説し支持を訴えました。伊勢市駅前で開いた演説会では芳野候補とは20年以上もの付き合いがあり、自身が論破されるくらい政策通であると紹介。「三重県生まれ、三重県育ちの芳野まさひで候補を国会に送ろう」と呼びかけました。

 芳野まさひで候補は、三重選挙区では過去20年以上にわたって非自民の候補者が議席を占めてきたことについて、「三重県民の皆さんは、小泉旋風の時も安倍旋風の時も、非自民の候補を当選させてきた。政治は一つの力だけでは、絶対に前に進まない。競い合って緊張感のある政治の中で前に進めていける。その強い信念からだ」と三重県民の政治姿勢に敬意を表しました。

 今の自民党政権に関して「一強政治は、周りの声を聞かないので必ず間違いを起こす。長期政権は必ず腐敗をする。今がまさにその政治状況ではないか」と訴えました。特にコロナ対策について「専門家の声すら聴かないから、アベノマスク、学校の一斉休校、ワクチンの遅れ。全てがその場しのぎ、でたらめではないか」と批判しました。さらに自民党議員の中に逮捕者が続出し、有罪判決を受けている事態を憂慮し、「こんな異常な政権をここで変えなければ、日本の政治が浄化されたと言えるか。芳野まさひでに託してもらうことで、この政治の流れを変えていこう」と強く呼びかけました。

 今の国会の現状について泉代表は、「与党の国会議員が多過ぎる。これ以上、与党の議員が多くなった時、論戦がどんどん活気がなくなっていく。問題点をきちんと指摘する国会議員が少なくなっていく。これは良くない」と問題視しました。それだけでなく、自民党の農林水産大臣が大臣室で業者から500万円の現金を受け取り、逮捕され有罪となった事件を引き合いに出し、「皆さんの見えないところでそうした古い政治がまだ続いている。そうした古い政治をほったらかしにしてよいのか。よいわけがない」と訴えました。

 「こういうことを放置している自民党政権に何も言わなかったら、もう何でもありなってしまう」と懸念を示し、「おかしいことにはおかしいと言わないといけない」と力説しました。こうした政治を正していくため、「芳野まさひで候補を応援してもらうことが日本のためになる。芳野さんと一緒に日本の政治を変えていきたい。これ以上、自民党が増えても仕方がないし、自民党と似たような野党が増えても仕方がない。芳野まさひで候補に力をかしてもらいたい」と訴えました。

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