参院選14日目の7月5日、兵庫選挙区で立憲民主党公認の相崎佐和子候補が西村智奈美幹事長と神戸市内で街頭演説を行いました。相崎候補は、教育の無償化等、立憲民主党の掲げる「生活安全保障」の政策を訴えました。

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 相崎候補は、自身が出産した際に仕事の契約を切られたことがきっかけで、「私のようにいろいろな人生の場面で、大変な状況や苦しい思いを抱える人がいないようにしたい」という思いを持ち、伊丹市議会議員に立候補し当選。その後市議を3期、市議会議長、兵庫県議会議員等、計15年市政、県政の課題に取り組んできました。物価高対策と収入アップ、子育てと教育の無償化、着実な安全保障と、立憲民主党の生活安全保障を掲げる相崎候補は、自身に高校生と中学生の子どもがいることから、「子育てにはお金がかかりすぎる」と話しました。「子どもたちが素晴らしい個性や能力を十分に発揮して未来に羽ばたいていくために、若い人や保護者を支援していきたい。小学校や中学校の給食費は無料化、児童手当は高校3年まで延長。高校授業料は所得制限なしの無料化、大学の授業料は引き下げる」等教育支援を充実することを強く訴えました。

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 西村幹事長は、参院選兵庫選挙区の情勢について、「前を走っている3人はみんな与党候補者だ」と述べ、「あのアベノマスクの500億円、税金の無駄遣いに対し、誰一人おかしいと声をあげなかったのが、政権・与党の議員です。そんな人に、これからもまたこの兵庫県の議席を任せることができますか。そしてもう一人は、野党第1党になりたいと言いながらも実際は与党第2党としか見られない。そういう政党の候補者です。与党の議席を3つにする。これは間違いなく国会の中でバランスを悪くします。緊張感のある国会でなければなりません」と訴え、自治体議員経験が豊富な即戦力の相崎候補を国会に行かせてほしいと支援を求めました。また、現在の政権の一員である山際大臣が「政権は野党の言うことは聞かない」等と発言したことを取り上げ、「日本は一党独裁国家じゃないですよ。議会制民主主義の国ですよ。国民の民意が反映された議員が国会を構成して、そこから内閣を作り上げて、国民や有権者の声を聴きながら政治をやるのが、内閣の仕事です。この発言をした山際大臣は大臣の資格がない。私は辞任すべきだと強く申し上げたい」と山際大臣の辞任を強く促しました。

 なお、街頭演説には、井坂信彦衆院議員と桜井周衆院議員も参加しました。

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