山梨選挙区・宮沢ゆか候補は7月5日、応援に駆けつけた蓮舫候補(東京選挙区)とともに雨天の中、山梨県内で街頭に立ちました。
宮沢候補はまず6年前の参院選で初当選させてもらったことに謝意を述べたうえで、政治家のあるべき姿として、「税金は何のためにあるのか?立場の弱い人、子どもや高齢者、そして障碍者、女性または何十年も賃金が上がらない労働者の声を国へ伝えて、一人ひとりの安心や希望のために働くこと」だと述べました。ところが、いざ自身が参院議員として活動する中で自民党政権下においては一部の人や大企業のためだけにしか税金が使われていない現状を目の当たりにし、「子どもの虐待や困窮が増えているのに、そこにはお金を使おうとはしない。教育の現場では次々と教員が倒れ、新学期には教員の数も足らない。保育士や介護士の処遇は平均給料より10万円も安い。だから私は命に係わる人たちの人件費や教育費、そして地方活性化のための予算を取るよう働きかけたが、(政府は)地方活性化は名ばかりで、相変わらず東京一極集中のまま。だから県の人口が増えない」と憤りを述べました。
宮沢候補はさらに自民党が予算ありきで中身のない防衛費に2倍の10兆円規模の予算を示していることにも疑問を呈し、「(山梨県では)7年間で生まれてくる子どもの数が年間で千人も減った。本気で子どもや教育にお金をかけなくてどうするんですか。威勢のいいことばかりいっている岸田政権にはもうこりごりです。だから私はもう一度国会へ戻りたい、本当に困っている人のために働きたい」と訴え、支援を求めました。
蓮舫候補は現在の国会議員の女性比率が衆院議員は全体の1割、参院議員2割と少数派であることに言及し、日本の人口の約半数が女性であるにもかかわらず、国会では男女比が著しく違うことに対し、女性議員が増えることにより女性目線での政策が反映されやすく、社会全体にあらゆるメリットをもたらすと訴えたうえで、「女性なら誰でもいいという訳ではないけれども、能力がある!実績がある!『宮沢ゆか』ならば皆さまの声をしっかり大事にすることができる」と述べ、宮沢候補への支援を呼びかけました。