インボイス制度を考えるフリーランスの会(通称「STOP!インボイス」)が主催する、第1回発起集会が10月26日、日比谷野外音楽堂で開かれ、立憲民主党から末松義規、落合貴之両衆院議員が参加しました。同会には、声優、漫画家、作家、編集者など多くの方たちが賛同者として名前を連ねており、インボイス制度の導入で大きな打撃を受けるフリーランス、小規模事業者は大きな不安を覚えていると訴えています。

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 立憲民主党を代表してあいさつに立った末松議員は、「立憲民主党は今年3月に、インボイス制度廃止法案を国会に提出した。問題なのは、多くの方たちが、このインボイス制度がどれだけ悪い制度か知らないことだ。そのことを分かってもらい、ぜひ皆さんの草の根の力で、インボイス制度を廃止に導きたい」と述べました。

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 続いて落合議員もあいさつに立ち、「この年末までに延期や廃止を決めなければ、来年の秋からインボイス制度は始まる。皆さん、一緒に反対の声を上げてほしい。そして周りの人に声を掛けてほしい。この制度がひどいことに気付いていない人がたくさんいる。われわれが声を上げなければ止めることはできない。全力で、日本中を巻き込んで反対の声を上げていこう」と呼びかけました。

 また開会に先立ち、「STOP!インボイス」の会を代表してあいさつに立ったライターの小泉なつみさんは、「反対の署名が10万筆を超えた。インボイス制度は、弱い人に負担を押し付ける制度だ。弱い立場のフリーランスや小規模事業者などの生活を人質にとるようなもので、まるでいじめっ子がやることだ。そんなことは国がやることではない」と、インボイス制度導入の廃止を訴えました。