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北朝鮮による弾道ミサイル発射と緊張を高める行為を厳に非難する


ネクスト外務・安全保障大臣 玄葉光一郎


 本日、北朝鮮は日本上空を通過する可能性のあるとみられた弾道ミサイルを含む、複数の弾道ミサイルを発射した。先日10月28日に引き続き、昨日は少なくとも23発、うち1発はNLL(北方限界線)以南の公海上に落下するなど、北朝鮮はこれまでにない頻度で威嚇的にミサイルを発射している。

 このような行動は地域を航行する船舶等を危険にさらし、安全を損なう蛮行であるだけでなく、我が国を含む地域の緊張を高める挑発的な行為であり、断じて容認できず、厳に非難する。

 日本政府は米韓との連携をさらに深め、情報取集・分析にあたるとともに、引き続き警戒監視に万全を尽くすことを求める。

 なお、今回、東北の3県に対してJ-アラートが発出され注意喚起されていたが、実際は日本上空を通過していなかったことが判明した。国民保護、安全確保のあり方についてもさらに点検、検討が必要と考える。今後、国会でも議論し、政府に対し必要な措置を促していく。