立憲民主党は12月1日、泉「次の内閣」第11回閣議を国会内で開催しました。

 泉健太代表は冒頭、政府が旧統一教会の被害救済法案を閣議決定したことに触れ、「被害救済法案は佳境に入ってきている。被害者の皆さまにとって役に立つ法律でなくては意味がない」として、さらなる修正を求め政府•与党側と協議を続ける方針を示しました。

 また、物価高が多くの人々の生活に影響を与えている中で、「年を越すのが大変だと生活に苦しむ方々が数多くおられる。現地現場で声を聞き、生活支援の取り組みを行っていこう」と呼びかけました。

■「次の内閣」閣議の報告事項及び審査事項は以下の通り

(1)【報告事項】旧統一教会被害救済新法案の協議状況等について報告がなされた。なお、採決日程によっては、次回次の内閣閣議に間に合わない可能性もあり、その場合は臨時閣議または持ち回り閣議が行われる可能性があることも併せて報告がなされた。

(2)【報告事項】今後のNC閣議の日程について報告がなされた(会期が12月10日までであり、会期延長がなければ来週が会期中の最終回ではあるが、防衛三文書に対する考え方などについて15日に臨時開催の可能性があることも併せて報告がなされた)。

(3)【報告事項】立憲民主党議員立法「婚姻平等法案」(民法の一部を改正する法律案)について、提出に向けて他党への働きかけを進めていることが報告された。

(4)【審査事項】「高病原性鳥インフルエンザ対策の強化に関する緊急申し入れ(案)」について、内容を一任することが了承された。

(5)【審査事項】農林水産委員会決議「令和五年度畜産物価格等に関する件」について、対応を政調会長に一任することが了承された。

(6)【審査事項】立憲民主党・日本維新の会議員立法「子育て世代・若者緊急支援法案」について、対応を一任することが了承された。

(7)【審査事項】立憲民主党議員立法「持続可能な開発目標の達成に向けた諸施策の総合的かつ一体的な推進に関する法律案(基本法案)」について、法案登録することが了承された。

(8)【審査事項】農林水産部門会議に「水産政策WT」を設置することが了承された。

(9)【審査事項】農林水産部門会議に「森林・林業政策WT」を設置することが了承された。