統一地方自治体選挙に向けて党自治体議員ネットワーク(代表・遊佐美由紀宮城県議)が取りまとめた共通政策「立憲ボトムアップビジョン2023」。地域の課題解決と、国政とをどうつなげていくか。各政策分野のとりまとめを担当した自治体議員に思いを寄せてもらいました。
統一地方自治体選に向けてのキャッチコピーとして「みんなの声でこのまちを変える」を提案いたしました。政治と生活はつながっていて、無関心では何も変わらないこと、選挙で投票に行き、誰に投票するかを選ぶことは、有権者として「もっと良い未来を」選ぶこと。こんなことを意識してほしいとの思いからです。
さて、私の取りまとめた課題では、大きく3つの課題がありました。
まず1つ目に、地場中小企業がコロナ禍・物価高で疲弊していたのでは地域は元気にならない、だったら「どうすれば地場中小企業が元気になるか」を自治体政策として提案しました。2つ目に、地域では働き方改革がなかなか進まない、過労死やブラック企業などもってのほかですが、物価は上がるが賃金は上がらない。そのため「働きやすい職場づくりと住民生活の課題は何か」を国任せではない政策を提案しました。3つ目に、地域公共交通が採算性の問題で廃止されていく中で、「地域公共交通の確保と交通弱者の足をどのように守るか」を自治体が知恵を絞らなければならない課題として提案しました。
これら自治体政策としての提案ですが、国の制度を変えていくための取り組みでもあり、国政選挙にもつながる政策提案だと考えています。