東京ブロック党所属自治体議員で構成する「自治体議員ネットワーク東京ブロック」ならびに「女性議員ネットワーク東京ブロック」の研修会を、12月19日に党本部内で開催しました。(以下、ネットワーク=NW)
自治体議員ネットワーク東京ブロックの役員を務める川名雄児武蔵野市議より、研修会開催の経緯の説明の後、刑務所での更生プログラム「TC」の記録を映画にした『プリズン・サークル』を上映し、研修の題材としました。
『プリズン・サークル』は、2年にわたり日本国内の刑務所に初めてカメラを入れたドキュメンタリーです。更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」プログラムを導入し、受刑者たちはプログラムを通じて、窃盗や詐欺、強盗傷人、傷害致死など、自身が犯してしまった罪だけでなく、自ら育った環境と、そこで体験した貧困、いじめ、虐待、差別などの社会課題とも向き合う姿を通じで児童福祉や社会福祉のあり方、刑務所の実情の課題と今後を考える内容となっています。
被害経験を「安全」に思い出すという環境を整えることの大切さや他者の本音に耳を傾けることの大切さを改めて認識するとともに、犯罪への道を歩まないための児童福祉、社会福祉の拡充が重要であり、自治体や自治体議員にとって重要な政策であることに気が付いたなどの感想が参加者からありました。この映画からのメッセージを立憲民主党の自治体議員活動に活かしていきたいと思います。
