11月8日、南関東ブロック(千葉、神奈川、山梨)の党所属自治体議員で構成する「南関東ブロック 女性議員ネットワーク」、ならびに「南関東ブロック自治体議員ネットワーク」の設立総会と研修会を神奈川県横浜市で開催しました(以下、ネットワーク=NW)。

 南関東ブロック女性議員NW設立総会には22人が集まり、設立宣言、規約、活動計画、役員を確認しました。代表になった市川佳子神奈川県議から「これをスタートに千葉・山梨・神奈川の連携をさらに深め、互いに研鑽やエンパワメントしあえる場にしていきたい」とあいさつがありました。

 続けて行われた研修会では吉田はるみ代表代行をゲストに迎え、「男女共同参画の立憲民主党とは」と題して講演を行い、続けてNW役員をパネラーとするパネルディスカッションを行いました。吉田代表代行からは、例えば自治体議員から政策提言書をもらう等の自治体議員と国会議員の連携強化が必要であること、ジェンダー平等の推進について等の話がありました。
 パネルディスカッションでは議会ハラスメント防止条例の必要性、議員の仕事を発信していく重要性、働き方やケア負担等地域に根差したジェンダーの課題に目を向けるべきという意見が出ました。

 続けて、同会場で43人が参加して、南関東ブロック自治体議員NW設立総会が開催されました。代表の望月聖子神奈川県議が「この第1回総会を機に、まずは、南関東ブロックの地方議員が知り合い、相互にネットワークを深められるよう、代表としても意識を強め活動していきたい。また、今回集った一人ひとりが、また、次回は一人二人と呼び掛けあって参加しようと感じられる雰囲気を作っていきたい」とあいさつしました。

 総会に続けての研修では、危機管理教育研究所危機管理アドバイザーの国崎信江さんをお招きし「防災に強いまちづくり~女性目線を生かした防災対策」についてご講演いただきました。自助についての具体策として、自宅の耐震化について皆が取り組むと、街は強靭化していく。それには、自治体の補助なども強く訴えていく必要があることや、耐震化診断を無料で受けられる体制も有効だということをご示唆いただきました。
 また、要配慮者にとっても、ペットにとっても倒壊等の恐れがなければ、住み慣れた家が一番安心して過ごせる避難場所となることから、平時からそのようなことを念頭に対策を考え講じていくことが重要であることなど、防災の観点からの街づくりについて理解が深まりました。

 研修会に続き交流会を開催し、開催地である神奈川県連代表の青柳陽一郎衆院議員より「これからは更に自治体議員の一人ひとりの力がまさに不可欠であり、こうしたブロックごとの、絆、結束を大切にし、国県市町村の繋がりを張り巡らし、政権交代に向けて頑張っていこう」と力強いあいさつとともに、活発な情報交流の時間となりました。

2025南関東ブロック女性議員NW_資料.pdf
2025南関東ブロック自治体議員NW_資料.pdf

2025年南関東ブロック役員

南関東ブロック女性議員NW
  代表   市川佳子 神奈川県議会議員
  副代表  三瓶輝枝 千葉市議会議員
  幹事長  滝川美幸 甲斐市議会議員
  幹事   早川仁美 茅ヶ崎市議会議員

南関東ブロック自治体議員NW
  代表   望月聖子 神奈川県議会議員
  副代表  浦田秀夫 船橋市議会議員
  事務局長 木内吉英 韮崎市議会議員