参院決算委員会で4月3日、令和3(2021)年度等の全般質疑が行われ、野田国義参院議員が質問に立ち、国土交通省OBの人事介入疑惑等について政府の姿勢をただしました。

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 国土交通省OBの人事介入疑惑について野田議員は、国土交通省として調査をしたのかを質問しました。

 斎藤国土交通大臣は、「報道されている元次官については国家公務員法上のあっせん規制の対象となる現職職員ではなく、法規制に該当しないOBの行動については調査する権限がない」が、一方で、「国交省は本件に関与しているという互角を招きかねないことから、本人から事実確認をヒアリングすることを明らかにしました。

 野田議員は、天下りについて「今までなりを潜めていたが、今回の件は氷山の一角ではないか。どうにか天下りさせようという実態があらわになったのではないか」と懸念を表明しました。そして、今後の対策を問いました。

 岸田総理は「国土交通省から、国土交通省は本件において関与していないと聞いているが、事実確認中。まずは国土交通省において事実確認を行い事実に基づいて、適切に対応していく」と述べました。

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