参院本会議で5月24日、「我が国の防衛力の抜本的な強化等のために必要な財源の確保に関する特別措置法案」に対する代表質問が行われ、立憲民主党から横沢高徳参院議員が登壇しました。

 冒頭、横沢議員はG7広島サミットにおける軍縮の独立文書「広島ビジョン」について、「歴史的意義がある」との岸田総理の発言に触れ、「これまでの声明などをなぞったもので、軍縮に向けての具体的な対策はなく、また、道筋もまったく示されていない」と指摘し、「総理は理想を実現するために、どのように行動するお考えか」「この機会に、世界各国の架け橋となる行動が必要ではないか」と岸田総理に問いかけました。

 本法律案について以下の点について質問しました。
〇政府のいう歳出改革とは
〇子ども・子育て予算との関係
〇増税について
〇復興特別所得税の理念との整合性
〇被災地、若者の声
〇予算配分

 最後に横沢議員は「政府が行おうとしている財源確保策について、問題点の一端を明らかにした。国民の皆さまの理解を得られるよう参議院での充実した審議を求める」と訴えました。

防衛力強化財源確保法登壇原稿230524(横沢議員).pdf

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