婚姻の平等の早期実現を求めます(コメント)

立憲民主党SOGIに関するPT座長 大河原まさこ

 

 本日、名古屋地方裁判所で、同性婚を認めない現行制度が憲法の定める法の下の平等に反するとする全国2件目の判断が示されました。性的指向や性自認によらず同性カップルも結婚できる社会の実現を求めて声を上げ行動されてきた、すべての皆さんに敬意を表します。

 2021年3月、札幌地方裁判所において、同性婚を認めない現行制度が憲法に違反するという日本で初めての判断が示され、すでに2年以上が経過しています。しかし、この間、政府与党は、同性婚の法制化について否定的な姿勢を変えず、国会の議論すら先送りしてきました。

 家族のかたちが時代とともに変化し、多様化していることは、社会の共通認識となりつつあります。世論調査でも、同性婚の法制化を容認すると回答する人が多数にのぼっています。

 婚姻の平等が実現される社会をめざし、立憲民主党は今年3月に「婚姻平等法案」(民法の一部を改正する法律案)を国会へ提出しています。立法府において、迅速な議論と法整備が進むよう、引き続き取り組んでいきます。

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