安住淳国会対策委員長は9月27日午後、自民党の高木国対委員長と国会内で会談し、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、日本共産党、有志の会、れいわ新選組、社会民主党の全野党の意思として臨時国会を早急に開くよう求めました(写真上は、同日午前の野党国対委員長会談。臨時国会を早急に開くよう強く求めることで合意し、署名)。
会談後、記者団の取材に応じた安住国対委員長は、「物価高を受けた経済対策、マイナンバーカードの検証、行われるのであれば旧統一教会への解散請求のプロセス、受託収賄容疑で逮捕された秋本議員などの不祥事などの課題について、与野党で真摯な議論をしたい」と述べました。高木委員長からは明確な回答はなく、総理に伝えると述べるにとどまったと報告。「結局最後は総理がどう判断するかだ。記者会見は丁寧にやるが、質疑を受ける国会を開かなければ真に説明をしたことにはならない。国の政策を前に進めるのには、予算をつけて国会で決めないといけないことなのだから、国会を早く開かないと言っていることも実現しない。そういう意味では早く総理の決断を促したい」と求めました。