泉健太代表らは9月27日、台風13号に伴う記録的な大雨による茨城県内の災害状況の視察を行い、高萩市、北茨城市、日立市の3市の市長らと面会。各市長から早期復旧を円滑に行うため、激甚災害の指定に向けた協力を求められました(写真上は、高萩市松岡地区で視察する様子)。

 高萩市では、大部勝規市長らから被害状況と要望をヒアリング。大部市長は、河川に溜まった土砂を取り去る浚渫(しゅんせつ)が急務だとして支援を求めました。その後、同市松岡地区で床上浸水の状況を視察しました。松岡地区では近くを流れる関根川が氾濫し、住宅のほか小学校も教室や体育館が床上浸水するなどの被害が発生しました。

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大部市長から要望書を受け取る泉代表ら

 北茨城市では、豊田稔市長、前田利勝市議会議長らと面談、被害状況と要望をヒアリングしました。豊田市長は、国に今回の被害に対応する予算の負担を求め、後押しをしてほしいと述べました。同市では1人が犠牲となり、住宅等の床上・床下浸水、土砂崩れ、河川の氾濫など多くの被害が発生しました。

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豊田市長(右から2番目)、前田市議会議長(1番右)から要望書を受け取る泉代表

 日立市では、同市宮田町の県道が崩落した場所などを視察、小川春樹市長らから被害状況と要望をヒアリングを行いました。同市では1人が犠牲となり、2017年に建設されたばかりの新庁舎では近くの数沢川が氾濫したことにより地下駐車場が浸水するなどの被害が発生しました。

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小川市長から要望書を受け取る泉代表

 視察を終えた泉代表は記者団の取材に応じ、3市から激甚災害の指定を求められたと述べ、可能な限り早期指定がされるようサポートしていきたいと述べました。

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 今回、災害・緊急事態局長の森山浩行衆院議員、県連代表の青山大人衆院議員、県連代表代行の小沼巧参院議員、県連副代表の玉造順一県議、設楽詠美子県議、石松俊雄・笠松市議が同行しました。