立憲民主党青年局に所属する若者組織「りっけんユース」が宮崎県で12月9、10日の2日間にわたり街頭演説会と研修会を開催しました。
9日の昼過ぎに宮崎駅西口のアミュプラザ前で、りっけんユース設立以来の初めての街頭演説会を開催しました。街頭演説にはりっけんユース会員に加え、地元宮崎の大学生、りっけんユースでコーディネーターをつとめる馬場ゆうき、おおつき紅葉両衆院議員、同じくりっけんユースコーディネーターの原田竜馬世田谷区議、地元宮崎から山内佳菜子、永山敏郎両宮崎県議、徳重淳一、黒田奈々両宮崎市議が参加しました。
司会はりっけんユースの副代表がつとめ、各参加議員のあいさつのあと、参加した若者たちが一人ひとりマイクを持ち、1分間スピーチを行いました。1分間と短い間でしたが、それぞれ思いがつまった演説を行いました。
若者のスピーチをいくつか紹介します。
「いい時代を知らない自分だから話せる。もっと私たちは幸せになっていい。日々切り詰めて生活しているが、それが当たり前になってしまっている。今の日本はアメリカよりも所得再分配機能が低く、庶民が苦しい生活を強いられている。人と人のつながりが薄くなっている。われわれが声を上げて変えていきたい。一緒に声をあげて、変えていきましょう!」
「若者は政治に関心がないと耳にタコができるほど言われた。確かに若者の投票率が低い現状は承知しているが、政治の方も若者に関心をもってほしい。政治に興味ある人は少数派かもしれないけど、政治を叩いて振り向いてもらうようにしたい。輪を広げていきたい」
「今年の夏にインターンをした。最初は興味なかったが、少しずつ興味が出てきた。声を上げて政治を変えていかなきゃいけないと思った。選挙で投票して自分の意思表明をしましょう」
「エネルギー問題について学ぶが、問題を問題のままにしている。どうアプローチしていくのか打ち出していくべき」
「宮崎は住んでみたい都道府県で42位だった。これはまずい。離れたいと思っている方も多いかもしれないが、宮崎県は変わっていかなければならない。そのために皆様のお力を貸してください」
「今の自分の目標は黒田奈々さんのような人脈がある人になること。学校以外の活動で、自分の意見を大切にしたり、自分がやりたいことをやることが大事。県外の人の方が宮崎のことを知っていたりする。宮崎はもっと良いところだと思っている。宮崎の魅力をもっと発信できるようにしていきたい」
そして最後に司会が 「温かく応援していただいた。立憲民主党はもっと若者が声を出していいんだよと言ってくれる、すごくいい政党だと思っている。県政や国政へ声を届ける活動をやっていきたい」 と演説会を締めくくりました。
また、りっけんユース街頭演説会には多くの地元の方々にお集まりいただきました。りっけんユースでは今後もこのような街頭演説会を開催して、有権者の皆様と触れあいたいと考えております。お集まりいただいた方に改めて御礼申し上げます。
演説会を終了したあとは、綾町にある「綾ユネスコエコパークセンター」にて研修を実施しました。講師は綾町役場ユネスコエコパーク推進室ユネスコエコパーク推進係の木野田毅さんに務めていただき、環境保護の歴史的経緯と、現在に至るまでの綾町の取組について学びました。
その後、綾町にある施設へと移動し、ここからは立憲民主党前代表の枝野幸男衆院議員、宮崎県連代表である渡辺創衆院議員も参加して、枝野議員による講演会を行いました。講演会にはりっけんユース、地元宮崎の若者に加えて、宮崎自治労青年部と運輸労連の方々数名が参加されました。枝野議員には、立憲民主党の結党時の話を中心に、2017年や2019年の選挙の話や日本の未来についてのお考えを若者へのメッセージとともにお話しいただきました。
枝野前代表は、旧立憲民主党を立ち上げた経緯の他、前日の衆院予算委員会で枝野前代表が行った総理質問に関することなど、限られた時間の中で多くの話題を取り上げ、会場は大いに盛り上がりました。
質疑応答の時間にはさまざまな質問が寄せられました。先般話題になった官房機密費に関する質問から、なぜ議員を目指すようになったのか、また今後の将来の進路の悩みに関することも質問に上がり、参加議員がそれぞれ回答しました。
りっけんユースでは今回初めて、県外での研修会を実施し、街頭演説も行いました。この1年間で、10名程度であったりっけんユースのメンバーが現在70名を超える規模にまで拡大しています。今後もこのような地方でのイベントを開催をすることで、りっけんユースの活動について多くの方に知っていただくとともに、参加している会員のレベルアップを図っていきたいと思います。
りっけんユースの活動や詳細は、下記URLからご覧いただけますますので、ご確認いただけますと幸いです。
https://cdp-japan.jp/rikken-youth
今後ともりっけんユースを宜しくお願いいたします。