安住淳国会対策委員長は1月4日、国会内で自民党の浜田国対委員長と会談し、その後記者団からの取材に応じました。

 安住委員長は、自民党側から1月5日15時に岸田総理が能登半島地震への政府側の対応の説明と野党各党に対する協力要請をしたいという要望があったことを説明しました。この件について安住委員長は、現在泉代表や各党と調整中であると述べ、「基本的に出席し、総理側の話を聞かせていただく」と話しました。
 野党を代表して安住委員長からは、甚大な被害が出ている能登半島地震の被災者救済、地域支援を全力で行うことを政府に対して強く要請し、羽田空港での日航機と海保機の衝突事故についても一刻も早い原因の究明と再発防止策をまとめるように求めたと述べました。  
 また、能登半島地震の対策については、来週にも、災害対策特別委員会、総務委員会そして国土交通委員会の理事会を開催し、政府側からその時点までの状況報告を求めることにし、国土交通委員会は、羽田空港における衝突事故も所管であるため、同様に理事会での報告を求めたと話しました。
 安住委員長は、「(地震や事故に関する)閉会中審査等は政府は手一杯のため、落ち着いた段階で求めますが、私としては、政治とカネの問題もあるため、予算委員会の閉会中審査を改めて求めました」と述べました。