立憲民主党ジェンダー平等推進本部(以下、ジェンダー本部)は3月7日、有楽町駅頭で国際女性デー街頭演説会を開催しました。ジェンダー平等の実現をめざす世界的な運動が結実した国際女性デー(3月8日)の取組みは、わが国においても女性団体や労働団体のみならず、各界各層に広がっています。立憲民主党もこのような内外の動きや運動の輪に呼応し、女性のエンパワーメントを強く訴える場として、毎年この時期に全国で街頭活動を行っています。

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 この日マイクを握ったジェンダー本部長の西村智奈美代表代行は「男女の賃金格差は正社員で比較しても、女性は男性の7割。これに多くの非正規の女性を加えたらもっともっと広がってしまう」と述べ、わが国の男女間格差が依然深刻であることを指摘しました。また、選択的夫婦別姓がなかなか実現しないことについて西村本部長は、「働く女性にとって本当に大きな障害。パーティー券を買ってもらい政策協定にサインした統一教会や日本会議などに、選択的夫婦別姓はだめだと言われ、これまで本当に生きづらい日本をつくってきた」と自民党政治を厳しく批判しました。そして、「皆さんと一緒に私たちはこの政治を変えていきたい。私たちが先頭に立ってこの国の政治を大掃除をして、男女を問わず一人ひとりが生きやすい社会をつくっていく」と力を込めました。

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西村智奈美ジェンダー平等推進本部長

 ジェンダー本部参与の辻元清美代表代行は、「いま立憲民主党では女性議員の比率がどんどん増えている。参議院は40%を超えた。立憲民主党は女性が党を支えているといっても過言ではない」と高らかに語りました。そして、「相手が総理大臣であろうが誰であろうが、おかしなものはおかしいと皆さんに代わって言えないと、国会議員としては失格だ」と述べ、「国民を守るために戦うのが立憲民主党だ。どうぞ私たち野党に力をください。立憲民主党の女性議員は女性のためだけではなく男性のためにもしっかり闘う」と力強く訴えました。

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辻元清美代表代行

 街頭演説会ではほかに、衆議院から大河原まさこ、早稲田ゆき、岡本あき子、吉田はるみの各議員が、参議院からは宮口治子、岸真紀子、打越さく良、村田享子の各議員が参加しました。また党東京都連から、あべ祐美子都議(第3区総支部長)、中島恵台東区議、青木延恵北区議、森沢美和子日野市議、山口かおる新宿区議、松尾明弘前衆議院議員(第7区総支部長)が参加し、マイクを握りました。

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大河原まさこ・衆院議員
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岡本あき子・衆院議員
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早稲田ゆき・衆院議員
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吉田はるみ・衆院議員
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宮口治子・参院議員
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岸真紀子・参院議員
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打越さく良・参院議員
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村田享子・参院議員
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あべ祐美子・東京都議
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中島恵・台東区議
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青木延恵・北区議
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森沢美和子・日野市議
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山口かおる・新宿区議
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松尾あきひろ・前衆院議員