岡田克也幹事長と山田勝彦衆院議員は4月6日、長崎県対馬市内で街頭演説を行った後、3カ所で「対話集会」を開催。有人国境離島法を改正し、「離島航路の低料金化、島民以外も対象にすべき」と訴えました。

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 集会の冒頭であいさつした山田衆院議員は、「立憲民主党は島を大切にする政党」だと強調。「国境の島に、島民の皆さんが住み続けてくれるからこそ、この国の領土や領海は守られている」と述べ、「島を守るからこそ、国が守られる」と訴えました。

 その上で、離島航路の料金について、島外の観光客にも適用すべきだとして、「この島に多くの人が来てもらって、そして島の消費が伸びていけば、誰かの消費は誰かの所得、島で暮らす皆さんの暮らしが豊かになっていくと信じています」と訴えたところ、参加した皆さんから拍手が沸き起こりました。

 続いて岡田幹事長が国政報告。長崎3区が、裏金問題で安倍派の谷川弥一前衆院議員が辞職したことで「全国的に有名になってしまったのは残念だ」と集まった皆さんに述べました。その上で、岸田総理総裁が自民党の裏金議員を「処分」したことについて、「中身がわからないまま処分するのはおかしい」と指摘。「政治家に信頼がないと政治が前に進まない」と強調し、立憲民主党が政治改革を進めていく決意を表明しました。

 参加者からは、「離島航路の低料金化は、いつになったら実現するのか」といった声が寄せられました。こうした声に岡田幹事長は、「政権交代すれば実現できます」と応じました。

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