立憲民主党の野田佳彦代表は1月4日、三重県伊勢市を訪れ、伊勢神宮を参拝した後に年頭の記者会見を行いました。

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 冒頭、野田代表は昨年末に視察した地震被害のあった青森県や、元旦に参列した能登での追悼式典に触れ、「平穏な1年になりますようにという気持ちを込めて参拝した」と述べました。また、混迷を極めるベネズエラ情勢など国際社会の動向を踏まえ、「世界の平和と日本の安定を心から祈念した」と語りました。

 また、1月23日から召集される通常国会について、野田代表は120兆円を超える大規模な予算案に懸念を表明しました。「政調会長を中心にしっかり吟味をする。省庁別審査などもやりながら、税金の使い道として妥当なのか、その規模が妥当なのか、インフレを助長しないか等々をしっかりと検討していきたい」と強調しました。

 冒頭発言の最後には、「今年中のどこかで解散総選挙もあるかもしれない」とし、「その準備もしっかり怠りなくやっていきたい」と述べ、年頭にあたっての決意としました。

 また野田代表は、記者団からベネズエラのマドゥロ大統領が米国に拘束された件を問われると、「力による現状変更は許さない」「紛争は平和的な解決を行う」という「日本外交の鉄則」を強調しました。
 さらに米国の行為について、「国連憲章に照らして正当性があるのか極めて疑問であり、遺憾の意を表明せざるを得ない」と発言。「西半球は米国の勢力圏」という、昨年発表された米国の国家安全保障戦略の考え方による行為が、アジアを含む世界全体に悪影響を及ぼす可能性に警鐘を鳴らしました。
 また、1月2日に行われた高市総理とトランプ大統領の電話会談における政府の姿勢についても、事前の説明があったのかを含め注視していく考えを示しました。

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