東京都知事選挙(投開票日:7月7日)4日目の6月23日、池袋駅東口(東京都豊島区)で蓮舫候補が街頭演説を行いました。立憲民主党から、杉尾秀哉参院議員、塩村あやか参院議員も参加し、司会は鈴木庸介衆院議員が務めました。蓮舫候補は、プロジェクションマッピング、ペット殺処分、待機児童ゼロ等現都政について話しました。
 
 蓮舫候補は、都庁の外壁等を使用して行われているプロジェクションマッピング事業の総額が、2年間で48億円かけられていることに触れ、「住民税非課税世帯に1カ月2万円の家賃補助をすると、同じ48億円。家賃補助に使うのが活きた使い方だ」と訴えました。
 また、小池都知事がペット殺処分ゼロを実現したと掲げていることについて、東京都の基準が国の殺処分の基準とは異なり、「人に嚙みついてしまう病気を持っている、人に慣れていないペット等は、処分をされてもカウントされない」と指摘。東京には推定160万匹の犬猫がペットとして飼われており、蓮舫候補、杉尾議員、塩村議員も保護犬や保護猫を飼っていることを紹介し「新しい家族を支え合いましょう、そこにダブルスタンダードなんて必要ない」と呼びかけました。
 もう1つ小池都政のダブルスタンダードがあると、待機児童ゼロをあげました。認可保育所に子どもを預けたくても定員で入れず、やむを得ず無認可に預けた場合を待機児童にカウントしていないことを指摘。兄弟ともに違う保育園に入れざるえない場合は「忙しい時間帯に2カ所も3カ所も回る負担は大きい」と話し、「この基準は1つにして、課題に丁寧に徹底的に向き合うことこそが本当の少子化対策だ」と強調しました。

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 杉尾議員は、蓮舫候補が国会議員時代に予算委員会で質問をする前は、何日も何カ月もかけて資料を集めてから総理や閣僚に鋭い質問をしていたことを紹介し、「蓮舫さんほど仕事に厳しい人はいない」と話しました。そのうえで、「都庁の大きな建物の下で食べるものがない、日々の生活にも困る人たちが食料を求めて多くの列を作っている。そうした皆さんの目線に立った東京都知事に蓮舫さんが必ずなってくれると確信している」と話しました。

 塩村議員は、政府が税金を投入した官民ファンドA-FIVEが巨額の損失を出していることについて蓮舫候補が国会議員時代に抜本的見直しを提案したところ、当時の農水大臣が廃止を決断したことに触れ、「蓮舫都知事の下で東京都のブラックボックスに入った予算の振り分けを変えてもらいましょう」と呼びかけました。
あなたと次の東京へ。蓮舫7つの約束



■過去の蓮舫候補街頭演説会ライブ配信

6月22日(土)渋谷駅ハチ公口前 長妻昭政務調査会長、福山哲郎参院議員、 松尾明弘東京7区総支部長
6月21日(金)JR八王子駅北口 オクトーレ前 岡田克也幹事長
6月20日(木)JR新宿駅東南口 野田佳彦衆院議員、手塚仁雄衆院議員
6月20日(木)第一声 JR中野駅北口 辻󠄀元清美代表代行、長妻昭政務調査会長、 枝野幸男衆院議員