野田代表は12月6日、来日したベトナムのチャン・タイン・マン国会議長と都内で面談しました。面談には、昨年ベトナムを訪問した、源馬謙太郎国際局長と、青柳陽一郎国際局長代理が同席しました。

 冒頭、チャン議長は、昨年8月、泉健太前代表などがベトナムを訪問した際、立憲民主党とベトナム共産党との間で党間交流の覚書を交わしたことに触れ、「ベトナム共産党と立憲民主党との両党の交流は新たな進展を遂げた」「本日の私と野田代表との面談も極めて重要だ。いかに両党が友好に交流を深めていることの証左だ。ぜひこれをきっかけに議論し、より具体化・現実化して、両党の友好な交流を活発化させたい」「今後本格的な戦略的パートナーとして、より協力・交流を強化していかなければならない(と考えている)」とあいさつしました。

野田佳彦 源馬謙太郎 青柳陽一郎 チャン・タイン・マン国会議長

 野田代表は、来日に歓迎の意を伝えるとともに、「しっかり政党間交流を推進していきたい」と答えました。その上で、「2040年には(ベトナムが)高所得国を目指すということで、ベトナムではたくさんのプロジェクトが進んでいる。南北をつなぐ高速鉄道をはじめ、われわれが蓄積した技術等で、お役に立てることがたくさんある」と、日越関係の発展に向けたさらなる協力のあり方について話しました。

 会談では、その他、ベトナム国内での法改正により実現した、高い能力を有する技術者の日本への派遣、約60万人規模となっている在日ベトナム人コミュニティの状況や支援のあり方などについて意見交換し、今後も政党間交流を深めていくことを両者で確認しました。

野田佳彦 源馬謙太郎 青柳陽一郎 チャン・タイン・マン国会議長